米情報当局の通話データ収集を終了へ、オバマ政権

2014年03月25日 21:10 発信地:ワシントンD.C./米国 【写真】 【ブログ】
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米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のジョージタウン大学(Georgetown University)で開かれた会議で発言する米国家安全保障局(NSA)のキース・アレグザンダー(Keith Alexander)局長の姿を映し出すモニター(2014年3月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Brendan SMIALOWSKI

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【3月25日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は24日、米国家安全保障局(National Security AgencyNSA)による大規模な通話データの収集活動を廃止する法案を、バラク・オバマ(Barack Obama)政権が準備していると報じた。

 同紙は「NSAは米国民の電話に関するデータの組織的な収集を止めるだろう」とする匿名の高官の談話を伝えた。

 また同紙によれば、通話記録は電話会社が保持し、電話会社が通常保存する期間を越えたデータの保存が要請されることはなくなる他、NSAが特定の記録を入手できるのは、裁判所の許可を得た場合に限られ、そのために新たな裁判所命令が導入されるという。

 また現行では最大5年間が許可されているNSAによる通話データの保持は、短縮される可能性がある。さらに、NSAが特定の電話番号に関する記録を入手する前に、その番号が疑わしいとされる基準に合致するかどうかを決定する司法の役割は保持される。

 NSAの元契約職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者が暴露した大量の機密文書は、米当局の監視プログラムの巨大な能力について米国内外で激しい憤りを引き起こした。当局はテロ攻撃を阻止するために必要な手法だとして通話記録の収集を擁護したが、オバマ大統領は暴露の余波を受けて、改革の進行を命じていた。(c)AFP

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