経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


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3/25の日経

2014年03月25日 | 今日の日経
 7-9月期が実質2〜3%成長なら、消費税を10%に上げるつもりのようだね。水準が100で成長しない経済があるとして、2013年10-12期までが100、駆け込みで2014年1-3月期が103、反動で4-6月期が97、元に戻る7-9月期が100とすると、まったく水準は上がっていないのに、7-9月期は「前期比」で2〜3%成長しているように見える。つまり、実態はゼロ成長でも増税はできるということだ。まともな判断基準とは思えないが、数字に疎い人に「7-9月期が2〜3%成長なら増税」と繰り返し、刷り込んでいくのだろうな。「前年同期比」で経済を分析しないと意味がないことを忘れないようにね。

(今日の日経)
 ロシアをG8から除外。日本企業に際立つ回復力。夏の成長「10%」の条件、実質2〜3%なるか、腰折れ懸念も。大機・もう一つの内閣府見直し論・横風。経済教室・クリミア問題・中谷和弘。

※マクロ経済に需要管理は不要で、金融政策と産業政策だけで良いというのなら、内閣府の経済財政部門は無用の存在。そうしたい人達が居たということだよ。まっとうな経済の分析など、日本には邪魔なだけなのだろう。
ジャンル:
経済
キーワード
マクロ経済
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