大きな深海ダンゴムシ、食べてみる?横浜で試食会開催へ
朝日新聞デジタル 3月25日(火)21時2分配信
横浜中華街にあるヨコハマおもしろ水族館で29〜30日、深海生物の試食会がある。ダンゴムシの仲間(等脚類)のオオグソクムシや、深海ザメを調理して振る舞う。深海ザメの解体ショーもある。
【写真】奥は22日から展示が始まった世界最大の等脚類(ダンゴムシの仲間)ダイオウグソクムシ(35センチ)。手前はオオグソクムシ。手に載せると素早く動いて逃げ出したり、丸まったりする=横浜市中区
オオグソクムシは食材用に約270匹を駿河湾で新たに採取。中華街の店で素揚げにしたものを提供。深海ザメはイタリア料理店でソテーやフリットにする。「見た目はグロテスクですが、深海ザメはふわふわの白身、オオグソクムシはカニのような味で意外とおいしいですよ」と同館運営企画部ディレクターの菅沢彩子さん(30)。
同館では普段からオオグソクムシを展示。深海の生物には珍しく、ストレスに強いため、触ることもできるという。飼育員の安田賢史さん(26)は「素早く動いたり、ダンゴムシのように丸まったりする様子も体験して下さい」。世界最大の等脚類ダイオウグソクムシの展示も始めた。
試食会は各日午前11時、午後4時の2回。深海魚漁師によるトークショーも。問い合わせは同館(045・222・3211)。(伊丹和弘)
朝日新聞社
最終更新:3月25日(火)21時2分
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