プレミアム空売りリリース記念特別座談会第2弾

カリスマデイトレーダープレミアム座談会

TOPICS1.上昇が際立った2013年から一転して、2014年は波乱含みの展開で幕を開けた。この相場状況をカリスマ達はどのように見ているか。

株之助
今年は日経平均が大幅安で始まったけど、マザーズ指数は1月中旬まで高値をとる場面もあって、去年の良い雰囲気が続くのかと思っていたら、2月に入ってから突然地合いが悪化して相場が急落したから、正直期待外れだったな。普段は新興銘柄の小型株をメインにトレードしているから、新興市場が活況になってくれないと値幅が取りづらくて、やる気も出ないんだよね。
けむ。
確かに、新興市場は1月中旬から徐々に出来高も減ったし、オーバーシュートするような過熱感のある銘柄が減ってきて、値幅を取りづらい環境だったね。大型株や為替、NYダウ、中国株との連動が大きくなってしまって、場中でもヒステリックに反応する場面も多かったから、すごくやりづらかったな。1月の後半以降はなるべく持ち越しをしないようにして、慎重なトレードを心掛けていたよ。
ヤーマン
僕もスキャルピング中心なので、1月中旬から2月上旬くらいまでは下落が続いてやりづらかったですね。閑散相場になって値動きが少なくなるとエントリーが難しくなるので、様子見する時間も長くなってしまいましたね。
テスタ
相場が下落してやりづらくはあったけど、個人的には、去年の上げ相場が今年も続くという期待をあまりしていなかったなー。大発会から2月上旬にかけて下げたのも、予想の範疇という感じだったね。

TOPICS2.2014年1月より、TOPIX100構成銘柄で呼値が縮小された。呼値縮小はデイトレーダーにとってデメリットが多いという意見もあるが、カリスマ達は取引環境の変化をどのように捉え、トレードに臨んでいるのか。

けむ。
呼値が縮小された分、一見すると板が前よりも薄く見えるから、ロットの大きい注文を出しづらい感じはあるかな。僕は板読みだから若干やりづらくなった気がするけど、トレード手法や抜き幅の水準自体に大きな影響はないかな。実際に呼値が縮小されたソフトバンクをトレードしているけど、それなりに値動きもあるし。
ヤーマン
1ティックあたりの抜き幅が狭くなっても、その分値動きがあれば問題ないですよね。ただ、今後対象銘柄が広がっていったときに、値動きが少なくなってしまうようだと正直やりづらくなるかもしれませんね。
テスタ
確かに、値動きがあればトレードにあまり影響ないよね。まぁ、以前と同じ感覚でトレードしていて、同じティックを抜いたのに思ったよりも利益が出ていなかった、という人はいる気がするけれど、それも慣れの問題だよね。前の感覚が抜ければ大きな影響はないんじゃないかな。

テスタ
呼値縮小のような市場環境の変化は数年に一度は起きるから、不利な部分だけを見て「この制度変更は自分にとってデメリットだ」と決めつけてしまうよりも、有利になる部分を見つけて、それを如何にして自分の取引に活かすかを考えていくのが重要だと思うんだよね。
けむ。
市場環境の変化に適応するのはすごく重要だね。今回の呼値縮小が、逆に呼値拡大だったとしても、ほとんどのトレーダーは最初戸惑うと思うけど、その場合も、どうやって変化に適応していくかがカギだと思うよ。
テスタ
呼値縮小以外でも、例えば去年の空売り規制の緩和だったら、10%超の下落時にダウンティックの空売りができなくなるというポイントに着眼して、「下落幅が10%前後になった時に値動きがどう変わるか」を考えながらトレードするのも重要なんじゃないかな。まぁ、自分はやってないんですけど(笑)

一日信用取引×呼値縮小

TOPICS3.2014年3月下旬より、松井証券が開始する「プレミアム空売り」カリスマ達はどう見ているのか。

プレミアム空売り

株之助
私は新興銘柄をメインでトレードしているので、空売りはできませんでしたが、“新興銘柄も空売りできるようになる”という、このサービスの発想は面白いと思うな。
けむ。
僕も面白いサービスだと思いますね。コストにもよるけど、サービスが始まったら使ってみたいかな。特に、コロプラとかガンホーが空売りできるというのはすごい魅力だよね。
テスタ
面白いサービスだね。ただ自分の場合は運用資金が大きいから、どれくらいの規模の空売りができるのか、すぐ売り切れになってしまわないかという点がクリアされないと、メイン口座を変えてまで利用したいという気にならないかな。空売りできる株数は当初20単元で、徐々に増やしていくようだから、徐々に使い勝手は良くなりそうだけど、売り切れの問題は起きないようにしてほしいね。
けむ。
そうだね。某社の一般信用でも、銘柄数は多いけど売り切れも多い、とクチコミで広まっているし、売りたいときに売れないのはストレスがかかるから、そういう状況にならないようなサービスにしてほしいね。

株之助
あとは、旬な銘柄は頻繁に変わるから、銘柄の追加や入れ替えはタイムリーにやってほしいね。私だったら、今ならエイチームをやりたいかな。ちなみに、みんなだったらどの銘柄を空売りしたい?
ヤーマン
僕は、カイオムの空売りならやってみたいかも。
テスタ
自分はミクシィかなぁ。
けむ。
私はコロプラですね。

TOPICS4.松井証券の一日信用取引の利用を開始したカリスマデイトレーダー「けむ。」カリスマは一日信用取引を使ってみて何を感じたか。また、トレードツールにどのような機能を求めているのか。

けむ。
一日信用取引をネットストック・ハイスピードというツールで利用してみたけど、正直、板乗りのスピードなどを含めて予想以上に使いやすいと思ったね。ただ、板注文の際に事前に登録しておける株数の設定が使いづらい点は直してほしいかな。後は、全返済ボタンなんかもあるともっと便利になるのになぁ。
株之助
確かに株数の入力に関して、若干煩わしいところがあると思う。私の場合は金額のタブで、100万円分、200万円分、300万円分というように発注しているから、株数設定よりスピード的には早いかなぁ・・・
ヤーマン
僕は一日信用取引を使っていないので詳しくはわかりませんが、ディーラー時代に使っていたツールは、新規・返済の区別がなく、ポジションの有無を勝手に判断してくれたのですごく便利でしたよ。
けむ。
確かにその機能は便利だね。
ヤーマン
あとはダブルクリックではなくて、全てワンクリックで注文の発注等を管理できる機能があると便利だと思いますよ。
テスタ
ワンクリックとダブルクリックではかなりスピードが変わってくるから重要だね。

TOPICS5.これからデイトレードを始める方へのアドバイスをカリスマ達にズバリ聞いた!

テスタ
最初から全財産を入れて取引しないことですね。初心者の方が最初から何年もやっている人のようにうまくトレードするのは難しいので、まずは、如何にして利益を出すかではなく、損失を小さくするかを意識してトレードをすると良いと思います。ほとんどの方は勝ちたくて取引を始めると思いますが、初心者の方が最初からずっと勝てるほど簡単ではないので、まずはルールを覚えたり、経験を積んだりということを実践していくといいのではないでしょうか。
けむ。
最初から勝つ前提でトレードに臨んで、大きな損を出して撤退してしまう人が多いように思います。まずは、「自分が一番経験の少ないトレーダーなんだ」ということを自覚し、謙虚な姿勢で経験を積むことを目的として、取引をするのが良いではないでしょうか。どうせなら大きな金額で取引した方が利益も大きいと考える方も多いと思いますが、資金がなくなったら取引もできなくなってしまいます。大きい金額で取引するのであれば、経験を積んで上手くなってからの方がいいと思います。
株之助
最初から勝つ意識で始めないで、負けて当然という意識で取り組んだ方がいいと思います。株式市場では、プロもアマチュアも同じ土俵でトレードをしており、誰も手加減はしてくれない。そんな中、できるだけ損失を抑えて経験を積み、プロにも対抗できるような技術を身につけていくことが重要です。特に今であれば、信用取引の回転売買ができるようになって、同日に何度でも取引できるようになったので、少額の資金でもチャンスを逃すことはないと思います。もし、実力があれば、小さな資金でも増やしていける夢はあります。
ヤーマン
これからデイトレードを始める方は、預け入れたお金の増減を強く意識し過ぎないようにした方がいいと思いますね。やっぱり、お金が増えた・減ったということを意識してしまうと、メンタルがブレて雑念が混ざるので、なかなか損切りできなくなってしまいます。だから最初のうちは難しいかもしれませんが、トレードで勝っても負けても、増減しているのはただの「数字」くらいの感覚でトレードに取り組むようにした方がいいと思いますね。

リスクや商品について

  • 松井証券株式会社
    金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第164号、商品先物取引業者 農林水産省指令24食産第4153号 経済産業省20121128商第33号
    加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会

口座基本料

  • 口座基本料は個人の場合には原則無料です。上場会社、資本金が1億円超の未上場会社、宗教・学校法人等の場合には、年間31,500円(税込)の特別課金を行う場合があります。ただし、口座開設月から1年間は無料とし、過去1年間に取引がある場合には次の1年間を無料とします。
  • 口座開設後、各種書面の交付方法を電子交付から郵送交付に変更した場合、書面の郵送管理費として年間1,050円(税込)をご負担いただく場合があります。

信用取引

  • 信用取引は株価の変動等により損失を生じるおそれがあります。また、取引額が差入れる委託保証金の額に比べて大きいため、損失額が差入れた保証金の額を上回る可能性があります。
  • 信用取引の委託手数料はインターネット経由の場合1日の約定代金の合計が10万円まで無料、30万円まで300円、50万円まで500円、100万円まで1,000円、以後100万円増えるごとに1,000円加算されます。約定代金が1億円以上の場合100,000円(上限)です。電話経由の場合は約定代金×1%(最低手数料20円)です。無期限信用取引の場合、保有期間が6か月超の建玉の返済時手数料と日計り取引の片道手数料は無料です。手数料表示はすべて税抜です。
    信用取引は手数料のほかに金利、貸株料、品貸料(逆日歩)、管理費、名義書換料、権利処理手数料がかかります。
    • 制度信用取引の場合、買付けは年利3.1%の金利、売付けは年利1.15%の貸株料と品貸料(逆日歩)がかかります。
    • 無期限信用取引の場合、買付けは年利4.1%の金利、売付けは年利2.0%の貸株料がかかります。
    • 管理費、名義書換料の上限額はそれぞれ、1,000円、10,000円(いずれも税抜)です。
    • 無期限信用取引の権利処理手数料は理論価格×3%です。
    • 品貸料(逆日歩)は、その時々の株式調達状況等に基づき決定されますので、その金額等をあらかじめ記載することはできません。
  • 信用取引の取引金額は差入れる委託保証金の額を上回ることがあります。信用取引では差入れた保証金額の約3.2倍の金額の取引が可能です。
  • 委託保証金は売買代金の31%以上、最低30万円が必要です。委託保証金には現金のほか有価証券を代用することができ、掛目は原則として前営業日終値の80%です。
  • 「制度信用取引」と「無期限信用取引(一般信用取引)」では、利用できる銘柄の範囲や返済の期限等について異なる制約があります。無期限信用取引は、上場廃止、合併、株式併合、株式分割等の事象が発生した場合や、当社の与信管理の都合上、あるいは株式の調達が困難となった場合等において、返済期限が設定されることがあります。
  • 信用取引では、委託保証金の種類、委託保証金率および代用有価証券の掛目は金融商品取引所等の規制等または当社独自の判断によって変更されることがあります。
  • 当社WEBサイトの契約締結前交付書面、取引規程等をご覧いただき、内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお申込みください。

一日信用取引

  • 信用取引は株価の変動等により損失を生じるおそれがあります。また、取引額が差入れる委託保証金の額に比べて大きいため、損失額が差入れた保証金の額を上回る可能性があります。
  • 一日信用取引において、新規建を行った当日中に反対売買を行った場合、インターネット経由の新規建および反対売買に係る委託手数料は無料となります。電話経由で反対売買を行った場合は、約定代金×1%(最低手数料20円)がかかります(なお、電話での新規建はお受けしておりません)。現引・現渡を行った場合、当該建玉の新規建手数料として、約定代金×0.3%がかかります。新規建を行った当日の大引けまでに建玉の反対売買または現引・現渡が行われなかった場合、お客様の口座において当社の任意で当該建玉を決済しますが、その際は、約定代金×0.3%(最低手数料20円)の手数料がかかります。手数料表示はすべて税抜です。
  • 一日信用取引の金利(買い方)および貸株料(売り方)は、新規建を行った当日においては、1注文あたりの建金額が300万円未満の場合は年利2.0%、300万円以上の場合は無料です。翌日以降は、建金額にかかわらず年利2.0%です。
  • その他、管理費(上限額1,000円(税抜))、名義書換料(上限額10,000円(税抜))、権利処理手数料(理論価格×3%)がかかる場合があります。
  • 信用取引では差入れた保証金額の約3.2倍の金額の取引が可能であり、取引金額は保証金額を上回ることがあります。
  • 委託保証金は売買代金の31%以上、最低30万円が必要です。委託保証金には現金のほか有価証券を代用することができ、掛目は原則として前営業日終値の80%です。
  • 委託保証金率は、制度信用取引、無期限信用取引(一般信用取引)および一日信用取引(一般信用取引)の建玉を合算して計算されます。
  • 信用取引では、委託保証金の種類、委託保証金率および代用有価証券の掛目は金融商品取引所等の規制等または当社独自の判断によって変更されることがあります。
  • 制度信用取引、無期限信用取引と一日信用取引では、利用できる銘柄の範囲や返済の期限等についてそれぞれ異なる制約があります。
  • 当社WEBサイトの契約締結前交付書面、取引規程等をご覧いただき、内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお申込みください。