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虚構「731部隊“元隊員”」の“証言”調査!

2007/04/13 16:32

 

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石井731部隊・自称“元隊員”の嘘!

「戦前の早稲田大学」に
「細菌学」専攻は無かった!

読売新聞大阪本社Wikipedia
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(以下、引用)

中部読売新聞4月9日付
「病原体の生体実験 毎日2~3人解剖」
731部隊元隊員証言

 戦時中に中国大陸で、捕虜などに人体実験を重ねた旧日本陸軍731部隊の衛生兵だった三重県尾鷲市の大川福松さん(88)が8日、大阪市で開かれた国際シンポジウム「戦争と医の倫理」に出席、「毎日2~3体、生きた人を解剖した」と証言した。当時の体験を人前で明かしたのは初めてで、「不正なことは、社会に、はっきり示さなあかんと思うようになったから」と語った。 

 大川さんは早稲田大で細菌学を学び、1941年に召集。44年8月から旧満州(現中国東北部)にあった関東軍防疫給水部本部(通称731部隊)の「ロ号棟」で、衛生伍長をしていたという。所属した班は、ペストやコレラ、梅毒などの病原体を人体に注射して感染の状態を調べたり、人為的に凍傷を作ったりしていた。最初は「大変な所に来た」と思ったが、次第に感覚がまひし、「そのうち、毎日2~3体解剖しないと仕事が終わらん気になっていった。多い時は1日5体を解剖した」と証言した。 

 子持ちの慰安婦を解剖したこともあった。「子どもが泣いている前で、母親が死んでいった。子どもは凍傷の実験台になった」と語った。
 2007年4月9日 読売新聞

(以上、引用)
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読売新聞と早稲田大学に電話訪問

 上記の記事を朝鮮日報(4月11日)が転記し、新たな反日宣伝が始まっていた。当然のごとく、その内容に疑問を抱いた筆者は、「疑惑「731部隊証言者」序」(4月12日)において読者に報告。

 同日、読売新聞社に電話訪問し、諸事項についてやり取りを行なった。その様子は、「読売「731部隊記事」電話記」(4月13日)に記して読者に報告の通りである。

 その後、同読売新聞記事に「大川さんは早稲田大で細菌学を学び」の部分に関し、

【読売】
 ご質問にお答えしたい。先ず、大川福松氏が「早稲田大で細菌学を学んだ」と記した件について説明する。これはご本人の弁によるものだ。当時、早稲田大学の夜学に1年間通って「菌の培養」を研究したとご自身が言っている。
 
【博士】 (唖然)。早稲田大学に対して、当時はそのようなカリキュラムが存在したのか、確認するなり、必要な検証を行ったのか? 

【読売】
 いや、本人がそう言われたので、担当記者はその通りに書いたという... 

 との、取材状況に関する読売新聞からの回答を得た。「夜学」「細菌学」。これがキーワードと成った。詳細は、

 同時期に、本当に、当該カリキュラムが存在していたか、否かについて早稲田大学に確認。一般的な回答として、早稲田大学が、夜学(第ニ学部)を設置した時期は1949年であることを先ず確認。

 次に、現時点までの調査で、「菌の培養」に関するカリキュラムの存在は存在しなかったことを確認した。つまり、「早稲田大で細菌学を学んだ」とする大川氏は、自らの経歴を詐称していることが判明したので報告する。
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さすが、朝鮮日報!

 当該部分について、朝鮮日報では、

読売「早稲田大で細菌学を学んだ」(4月9日)

朝鮮日報「早稲田大で細菌学を専攻した」(4月11日)

と“証言者”の大川氏格上げしている。

 しかも、誤記のためか、「大川氏」が途中から「小川氏」に変わっている。品位が感じられない記事となっているので付け加えたい。

 以上、異様にお粗末な反日報道であることが判った。全体の概要については小ブログの記事をご参照いただきたい。余話で恐縮だが、読者に報告する。

博士の独り言
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【付録】 ご立派な朝鮮日報記事

(以下、引用)

4月11日付の原版

731部隊元衛生兵が証言「泣く子どもの前で慰安婦を解剖」 

 第2次大戦当時、生体実験で悪名をとどろかせた旧日本軍の「731部隊」が、「従軍慰安婦」の女性を、泣いている子どもの前で解剖することもあったという衝撃的な証言が出てきた。

 読売新聞は、「731部隊」の衛生兵だった大川福松氏(88)が、今月8日に大阪で開かれた国際シンポジウム「戦争と医療倫理」に出席し、「子どもを持つ慰安婦を解剖したこともある。子どもが泣いている前で母親が死に、子どもは凍傷を負わせる実験に使われた」と証言した、と9日付で報じた。

 小川氏は「間違っていたことを社会にきちんと知らしめようという思いから、証言することを決めた」と話した。 早稲田大で細菌学を専攻した小川氏は、1941年に旧日本軍に召集された後、44年8月に満州(現・中国東北部)にあった関東軍防疫給水部本部(731部隊)で衛生兵として勤務した。ペストやコレラ、梅毒などの病原体を人体に注射して感染の実態を調べたり、人為的に凍傷状態を作り出したりする任務を行っていた。

 小川氏は「最初のころは本当に大変なところに来てしまったと思ったが、次第に感覚がマヒし、毎日2、3人を解剖しなければ任務が終わらないという考えにとらわれた。多い時は1日に5人を解剖した」と証言した。
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↓4月11日付の書き直し後 
(かなり書き換えている)

「731部隊、子どもの前で慰安婦の母を生体解剖」

  生体実験で悪名高い旧日本軍731部隊が子どもの前で慰安婦の母を生体解剖したという証言が、当事者から出てきた。 

  第2次世界大戦当時、731部隊で衛生兵として服務した大川福松(88)は8日、大阪市で開かれた国際シンポジウム「戦争と医の倫理」で、「子どもが泣いている前で、母親が死んでいった。子どもは凍傷の実験台になった」と証言したと、読売新聞が9日報じた。 

  これまで731部隊に関する記録と証言はあったが、当事者が公開講演会に出て残酷行為を明らかにしたのは今回が初めて。 

  大川は早稲田大学で細菌学を専攻した後、1941年に軍に入隊、44年8月から旧満州(現中国東北部)にあった関東軍防疫給水部本部(通称731部隊)の第2号棟で衛生伍長をしていたという。 

  大川が所属した班はペスト・コレラ・梅毒などの病原体を人体に注射して感染の状態を調べたり、人為的に凍傷を作ったりしていた。 大川は「最初は‘大変な所に来た’と思ったが、次第に感覚がまひし、そのうち毎日2~3体を解剖しなければ仕事を終えていない気になった。多いときは1日に5体を解剖した」と明らかにした。 

  大川は「不正を社会にはっきりと示さなければいけないと考えた」と証言の背景について説明した。 731部隊は36年から45年まで韓国中国ロシア人など3000人余を対象に各種細菌・薬物実験などを行なった。
 

↑朱文字の「付け足」もある。

(以上、引用)
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へぇ...

↑現在の心境

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