ラジオのAM放送で流れている番組が早ければ来年中にも、FM波で同時放送されることになった。難聴取地域の解消や災害対策が当面の狙いだが、ラジオ局にとっては高音質のFMにより聴取者を増やせるという期待もある。国のラジオに関する電波政策が転換点を迎える。

 総務相の諮問機関・電波監理審議会が12日、難聴取・災害対策を条件に、AM局にもFM放送の免許を出せるよう規制緩和することを認める答申を出した。

 ニッポン放送(東京)やMBSラジオ(大阪)は同時放送する意向。総務省の昨年の調査ではAM局の8割も意欲を示している。