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クリミア東部で自治権拡大求めデモ続く
3月24日 19時18分

ロシアがウクライナ南部のクリミアの編入を宣言したことを受けて、ロシア系住民の多いウクライナ東部でも、クリミアと同じようにロシアへの編入や、自治権の拡大などを求めるデモが行われ、緊張した状況が続いています。

このうち、東部の主要都市ドネツクでは23日、およそ2000人のロシア系の住民などが州政府の庁舎前でデモ行進を行いました。
参加者はロシアの国旗を掲げて「ロシア」と連呼し、東部のロシアへの編入や、自治権を拡大するためにウクライナに連邦制を導入することなどを問う住民投票の実施を訴えました。
また東部のハリコフでは、4000人ほどが参加してデモが行われ、ウクライナの暫定政権に過激な民族主義のグループが加わっていると批判し、政変で大統領職を追われ、ロシアに滞在しているヤヌコービッチ氏の復帰を求めました。
デモに参加した男性は「首都キエフで起きていることは私には関係なく、クリミアに近い立場だ。『プーチン大統領助けて』と言いたい」と話していました。

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