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ドコモが事業者間のパケット接続料改定、前年度の半額に

 NTTドコモは、2013年度に適用する事業者間の携帯電話パケット接続料について総務大臣に届け出を行った。2012年度に適用したパケット接続料から56.6%下げられている(レイヤー2接続)。なお、明らかにされた接続料は事業者間でやりとりするもので、ユーザーが直接支払う料金ではない。

 ドコモが2013年度として適用する事業者間のパケット接続料は、レイヤー3接続で月あたり179万5815円。レイヤー2接続では月あたり123万4911円。レイヤー3接続は対前年度比51.4%減、レイヤー2接続は対前年度比で56.6%減になった。いずれも10Mbpsの場合で、10Mbpsを超えると1Mbpsごとに10分の1の料金が適用される。

 接続料は総務省のガイドラインに準拠して算定され、2013年4月1日に遡って適用される。ドコモ網との接続点でGTP(GPRS Tunneling Protocol)接続するものはレイヤー2接続となり、それ以外はレイヤー3接続の料金が適用される。パケット接続料はこれまでも低廉化してきているが、2013年度は対前年度比で50%を超える下げ幅になった。

(太田 亮三)