僕は映画のエンディングには聴いていて飽きない曲を選ぶべきだと信じている。「ショーン・オブ・ザ・デッド」ではクイーンの「マイ・ベスト・フレンド」を、「ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!-」では「Caught By The Fuzz(原題)」を使用した。このしきたりにのっとって、暗黒の終末をこの軽快な不朽の名作で彩れば面白いと思ったんだ。ソングライターのポール・ヒートンは彼が率いるバンド、ザ・ビューティフル・サウスの「Old Red Eyes Is Back(原題)」の音楽と共に映画に登場している。彼は酔っ払いたちのための歌というものを理解しているし、イギリス人の作曲家として突出した才能を持っているのに過小評価されていると思う。
映画『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』
【STORY】学生時代に成し遂げ9られなかった“1晩に5人で12軒のハシゴ酒“にリベンジする為、イギリス郊外の街“ニュートン・ヘイヴン”に舞い戻ってきた“アラフォー男達”。やがて、何だか街の様子がおかしいことに気付くが、実は街の人々は“何者か”によって操られていた。自由を取り戻す為、そして“世界を救う”為、12軒目のパブ“ワールズ・エンド(世界の終わり)を目指して、“酔っぱらい達”の“どうしようもない戦い”が始まる。
監督:エドガー・ライト 脚本:サイモン・ペッグ、エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、パディ・コンシダイン、マーティン・フリーマン、エディ・マーサン、ロザムンド・パイク
2013年/イギリス/109分/シネマスコープ/ドルビーSRD
原題:The World's End ユニバーサル映画
配給:シンカ、パルコ
(C)Focus Features
4月12日(土)渋谷シネクイントほか全国ロードショー