ケニアで一夫多妻制法案を可決、男性議員が妻の拒否権削除

2014年03月24日 20:54 発信地:ナイロビ/ケニア 【写真】 【ブログ】
  • 楽天SocialNewsに投稿!

ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で結婚式を挙げるカップル(2013年9月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/SIMON MAINA

関連写真1/1ページ(全1枚)

  • ケニアで一夫多妻制法案を可決、男性議員が妻の拒否権削除
  • コソボの春を彩るサクラ、見頃を迎える  ドレナス
  • 毎年恒例、伝統ある鳥のさえずりコンテスト開催 タイ
  • パンテオンを彩るシャボン玉、ローマ
  • 豪華客船と人の大きさを比べた壮大な写真
  • AFPがアジアのジャーナリストに贈る「ケイト・ウェブ賞」
  • ファラオの巨像2体を新たに公開、エジプト・ルクソール
  • 故法王の列聖式のため2000キロ走るポーランド人マラソン選手
  • ファッションセンス抜群?「ネコ展」開催、キルギス
  • ホッキョクグマの双子の赤ちゃん公開中、独ミュンヘンの動物園
  • カトリック聖職者の児童虐待、被害者らを委員に任命 バチカン
  • ギニアの伝染病、エボラ出血熱と確認 死者59人に
  • 「OK」初登場から175周年、言語の専門家が祝辞
  • 女性の心臓発作、初期治療が遅れる傾向 不安障害と誤診
  • 「悪事をやめよ」ローマ法王がマフィアに呼びかけ
  • ロンドン公園に騎兵ずらり、恒例の閲兵式
  • 仏スパイダーマン、186メートル高層ビル「登頂」成功
  • ちょこっと旅気分、夕日とラクダと砂漠の民 モロッコ
  • 15年前に盗まれたレンブラントの絵画、公開
  • 踊る客室乗務員に当局が警告、インド格安航空

【3月24日 AFP】ケニア議会は前週20日、女性議員らが憤怒し議場を後にする中、男性が希望するだけ多くの女性と結婚することを認める法案を可決した。

 21日の報道によると、現行の結婚に関する法律を改定し、複婚に関する慣習法を正式に法制化した。最初に提出された改定案は、妻に夫の選択を拒否できる権利を付与していたが、男性議員らが超党派でこの条項の削除を推進した。

 首都ナイロビ(Nairobi)のラジオ局、キャピタルFM(Capital FM)によれば、ジュネット・モハメド(Junet Mohammed)議員は議会で「アフリカ女性と結婚するとき、その女性は第2の妻、第3の妻がやって来るつもりでいなければならない。それが、アフリカだ」と述べた。

 アフリカの多くの地域と同様、ケニアでも伝統的な地域社会やイスラム教徒の社会では、一夫多妻制は一般的で、一夫多妻婚の比率は人口の5分の1を占めている。

 現地紙デーリー・ネーション(Daily Nation)によると、ケニアの公正法務委員会のサミュエル・チェプコンガ(Samuel Chepkong'a)委員長は「男性が女性を連れて家に帰れば、第2、第3の妻とみなされる。慣習法の下では自分の妻に、第2、第3の妻を連れて帰ることを知らせる必要はない。連れて帰った女性はみんな妻だ」と語った。

 議会多数派の指導者でイスラム教徒のアデン・デュアレ(Aden Duale)議員は、一夫多妻制はイスラム教の信仰の一部だが「キリスト教徒の兄弟たちにも旧約聖書を見て欲しい。ダビデ王(King David)やソロモン王(King Solomon)は、第2の妻と結婚するのに誰にも相談などしていない」と聖書の逸話を引用し、キリスト教徒であっても妻に断らずに第2の妻を迎えられることを正当化した。

 深夜の審議で激論が交わされた後、女性議員らは憤激し、議場を後にした。キャピタルFMによると、女性議員のソイパン・チュヤ(Soipan Tuya)氏は議会で「男性たちが、言葉による女性の反撃を何よりも恐れていることを、私たちは分かっている」と述べた上で「けれど結局は、あなたがたが家長であれば、他の相手──それが2人でも3人でも──を連れてくる。であれば、せめて妻や子どもたちにそれを知らせることに同意するのは、男性としての義務だ」と主張した。

 ケニアでは女性の複婚は認められていない。今後、法案の成立には大統領の署名が必要とされる。(c)AFP/Peter MARTELL

関連記事

本日の必読記事1日2回更新

このニュースの関連情報

このニュースへのリンク

http://www.afpbb.com/articles/-/3010891

トピックス

お知らせ

PRリンク

BPNPR

カテゴリ登録はこちらより