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チュート徳井「売れてネタをやらなくなった芸人は、決して手を抜いてるわけではない」
2014.03.24 (Mon)
2014年03月22日放送の京都放送系のラジオ番組『キョートリアル!コンニチ的チュートリアル』(毎週土 22:00-23:00)にて、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(以下、徳井)が、売れっ子になって、ネタをやらなくなった芸人も、決して手を抜いてるわけではない、と語っていた。
話の発端は、リスナーからのメールで、『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』に、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が出演し、そこで「売れてからもネタをやり続けたい」と語っていたこと(ブラマヨ・吉田が語る、テレビと漫才のどちらをとるべきか「漫才は土台。崩れたらテレビ出演もない」)に対し、徳井が反応して語っていた。
チュートリアリズムIV+ASIA
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リスナーメール:先日、『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』に、ウーマンラッシュアワーのお2人がゲストで出演されていて、村本さんが「漫才を頑張ってここまできたのに、忙しくなって新しいネタを作れなくなった。漫才を捨てて、テレビでの生き残りに全力を注ぐべきなのか?」とブラマヨの2人に真剣に相談していました。
それに対し、ブラマヨのお2人は、「自分たちもM-1で優勝して売れて、しばらく漫才から離れていた。でも、今、改めて、やっぱり自分たちは漫才師や、と言いたい。だから、今年は少し時間をとって、ネタ作りをしようと思っている」と答えてらっしゃったのです。
漫才の新ネタ作りと、舞台出演のことがテレビで活躍されている芸人さんにとって、熱くならざるを得ない話題なんだな、と拝見していて、感慨深かったです。
徳井:観ましたよ、その回。たしかにその話してたわ。でも、確かにそこで、ウーマンとかがネタで出てきて、テレビの世界でこの一年、頑張って。
福田:うん。
徳井:今、もがきながらやってて。「ネタする時間ないなぁ」って思ってて。
福田:うん。
徳井:村本としては、みんな売れ出した先輩芸人さんたちは、「漫才やりたいけど、やる時間がない」と言って、漫才しなくなる、と。
福田:うん。
徳井:そんなんを見てて、「俺は絶対に売れても、時間がないのを理由に、『漫才せぇへん』って言うのは、絶対にせぇへんぞ」って思っててんけど、結果、そうなってしまっています、と。それでどうしたら良いですか、と。その辺をブラマヨさんはどう思ってはるんですか?と。
福田:熱い悩みやな。
徳井:熱いけど、そのなんというかな…今の村本やからそう思う、っていうのがあるやん。先輩を見てて、「『時間がないから漫才せぇへん』って言わへんぞ」って、思って見ても、その村本が見てきた先輩たちも、もっと前はそう思ってたわけやん。
福田:うん、みんなね。そこをみんな通過していってるっていうね。
徳井:そうそう。割りとアイツ、「それ通過してんねんで」ってことを、アイツ、堂々と言うヤツやから。
福田:そうやな(笑)
徳井:人それぞれやけど、こうなった時にというか…何年か前に、「もう何年も漫才しないと思いますよ」ってことを、このラジオで言ってたんですよ。
福田:言ってたな。
徳井:村本が言うには、「漫才があったから、こうしてテレビに出てきてるのに、そのテレビの仕事が忙しいからって漫才をせぇへんのは、漫才に対して、失礼なんじゃないか」と。「昔の彼女を捨てる、支えてくれた彼女を捨てるって感じがするんです」と。
福田:アイツが言うなよって話やけどな(笑)
徳井:ゲス野郎が言うてたけど(笑)その気持ちも分かんねんけど…時間無い、とか自分の中身もドンドン変わってきてるなかで、無理やり漫才をしてるってことも、逆に漫才に失礼なんじゃないかって思ったりするのね。
福田:好きでもないのに、付き合い続けてる、みたいな。
徳井:そうそう。そのとき、20代後半とか30代前半にしかできない漫才があるから、それが自分たちのベストというか、そのクオリティじゃないのならば、惰性で続けるのは、凄くネタに失礼かなって思ったりするから、「長いこと、漫才しないと思います」って言うてたんですよ。
福田:うん。
徳井:だから、考え方は色々あるなぁって感じやねんけどな。そこで、ずっと短距離走の走り方。筋肉ムキムキにして駆け抜ける、みたいな走り方をM-1の頃はしてたわけやん。そこから、本当に漫才コンビによって色々で、そこから30代後半、40代になったら、ちょっと長距離走の走り方して、体をスリムにして、いいペース守って、長距離を早く走れるような、形の漫才をするって人もいるし。もうやめるって人もいるし。
福田:うん。
徳井:色々やんな。
福田:歳相応のネタってあるもんな。一番、脂が乗ってた20代みたいに、ドンドンネタなんかできひんよなって。一日で漫才のネタできるときもあったし、そのクオリティが高いときもあったけど、今は一日で出来ることって減ってきてるし。
徳井:うん。
福田:全盛期のウケのクオリティと比べると、そこまでのものができてるのかなって。
徳井:うん。
福田:その時と比べたら、面白くなかったり、キレがないなとか、納得できないこともあるし。
徳井:せやな。
福田:できないものは、技術でなんとかしようとするけど、もともとのクオリティがあまり上手くいってないものを、「どうですか!」って見せるのって本意やないやん。
徳井:そうやな。どういう漫才をしたいかにもよるよね。テレビに出て、売れたらネタをしなくなるっていうのが悪とか、手を抜いてるって捉えがちやけど、あながちそうでもないというか。
福田:うん。
徳井:やらんほうがエェって思ってる。なんなら、やりたいって思ってても、やってないってパターンもあるし。ピッチャーでも、速球派でガンガン押すタイプでも、30代半ばになって打たせてとるタイプに路線変更する人と、いけるところまで豪速球でって、色々やから。
福田:せやな。
徳井:ホンマ、色々やなって。だから、ブラマヨももしかしたら、分からんけど2人で話し合って、長く続けていくような漫才にしていくのか。割りと、ブラマヨのネタって、いつまでもできそうなネタやけどな。
福田:年いったら、年いったで、もっとオモロくなりそうやけどな。
徳井:ただ、ウチのネタはそれが難しいなっていうのが正直、あるよね。
福田:ネタにもよるけどね。
徳井:だって、50歳になって「学校の怪談で…」とかそんなん、言うてられへんやん。
福田:そら、見てられへんわ(笑)
徳井:「首なしライダー」とか、言うてられへん。それが50歳のネタですって言うてられへんし。それこそ、バーベキューだの冷蔵庫だのって、あの感じのネタも難しいやん。
福田:あれも、あのネタをやる年齢じゃなくなってきてるやん。
徳井:「そんなはずない」って思ってまうから。
福田:そこやな。
徳井:ウチのネタのラインナップにも、年を重ねてもできるネタって、あるっちゃあるんやろうけど…どっちかっていうと、やっぱり若い時にやったほうが良いネタ多いな。
福田:そうやな。
徳井:だから、決して、手を抜いてるわけではないってことを知っていただけたらなって思いますね。
後編「チュート福田が語る、漫才の新ネタ作りに苦しむブラマヨ「熱海で合宿もしたが出来ない」」に続く。
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話の発端は、リスナーからのメールで、『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』に、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が出演し、そこで「売れてからもネタをやり続けたい」と語っていたこと(ブラマヨ・吉田が語る、テレビと漫才のどちらをとるべきか「漫才は土台。崩れたらテレビ出演もない」)に対し、徳井が反応して語っていた。
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リスナーメール:先日、『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』に、ウーマンラッシュアワーのお2人がゲストで出演されていて、村本さんが「漫才を頑張ってここまできたのに、忙しくなって新しいネタを作れなくなった。漫才を捨てて、テレビでの生き残りに全力を注ぐべきなのか?」とブラマヨの2人に真剣に相談していました。
それに対し、ブラマヨのお2人は、「自分たちもM-1で優勝して売れて、しばらく漫才から離れていた。でも、今、改めて、やっぱり自分たちは漫才師や、と言いたい。だから、今年は少し時間をとって、ネタ作りをしようと思っている」と答えてらっしゃったのです。
漫才の新ネタ作りと、舞台出演のことがテレビで活躍されている芸人さんにとって、熱くならざるを得ない話題なんだな、と拝見していて、感慨深かったです。
徳井:観ましたよ、その回。たしかにその話してたわ。でも、確かにそこで、ウーマンとかがネタで出てきて、テレビの世界でこの一年、頑張って。
福田:うん。
徳井:今、もがきながらやってて。「ネタする時間ないなぁ」って思ってて。
福田:うん。
徳井:村本としては、みんな売れ出した先輩芸人さんたちは、「漫才やりたいけど、やる時間がない」と言って、漫才しなくなる、と。
福田:うん。
徳井:そんなんを見てて、「俺は絶対に売れても、時間がないのを理由に、『漫才せぇへん』って言うのは、絶対にせぇへんぞ」って思っててんけど、結果、そうなってしまっています、と。それでどうしたら良いですか、と。その辺をブラマヨさんはどう思ってはるんですか?と。
福田:熱い悩みやな。
徳井:熱いけど、そのなんというかな…今の村本やからそう思う、っていうのがあるやん。先輩を見てて、「『時間がないから漫才せぇへん』って言わへんぞ」って、思って見ても、その村本が見てきた先輩たちも、もっと前はそう思ってたわけやん。
福田:うん、みんなね。そこをみんな通過していってるっていうね。
徳井:そうそう。割りとアイツ、「それ通過してんねんで」ってことを、アイツ、堂々と言うヤツやから。
福田:そうやな(笑)
福田:言ってたな。
徳井:村本が言うには、「漫才があったから、こうしてテレビに出てきてるのに、そのテレビの仕事が忙しいからって漫才をせぇへんのは、漫才に対して、失礼なんじゃないか」と。「昔の彼女を捨てる、支えてくれた彼女を捨てるって感じがするんです」と。
福田:アイツが言うなよって話やけどな(笑)
徳井:ゲス野郎が言うてたけど(笑)その気持ちも分かんねんけど…時間無い、とか自分の中身もドンドン変わってきてるなかで、無理やり漫才をしてるってことも、逆に漫才に失礼なんじゃないかって思ったりするのね。
福田:好きでもないのに、付き合い続けてる、みたいな。
徳井:そうそう。そのとき、20代後半とか30代前半にしかできない漫才があるから、それが自分たちのベストというか、そのクオリティじゃないのならば、惰性で続けるのは、凄くネタに失礼かなって思ったりするから、「長いこと、漫才しないと思います」って言うてたんですよ。
福田:うん。
徳井:だから、考え方は色々あるなぁって感じやねんけどな。そこで、ずっと短距離走の走り方。筋肉ムキムキにして駆け抜ける、みたいな走り方をM-1の頃はしてたわけやん。そこから、本当に漫才コンビによって色々で、そこから30代後半、40代になったら、ちょっと長距離走の走り方して、体をスリムにして、いいペース守って、長距離を早く走れるような、形の漫才をするって人もいるし。もうやめるって人もいるし。
福田:うん。
徳井:色々やんな。
福田:歳相応のネタってあるもんな。一番、脂が乗ってた20代みたいに、ドンドンネタなんかできひんよなって。一日で漫才のネタできるときもあったし、そのクオリティが高いときもあったけど、今は一日で出来ることって減ってきてるし。
徳井:うん。
福田:全盛期のウケのクオリティと比べると、そこまでのものができてるのかなって。
徳井:うん。
福田:その時と比べたら、面白くなかったり、キレがないなとか、納得できないこともあるし。
徳井:せやな。
福田:できないものは、技術でなんとかしようとするけど、もともとのクオリティがあまり上手くいってないものを、「どうですか!」って見せるのって本意やないやん。
徳井:そうやな。どういう漫才をしたいかにもよるよね。テレビに出て、売れたらネタをしなくなるっていうのが悪とか、手を抜いてるって捉えがちやけど、あながちそうでもないというか。
福田:うん。
徳井:やらんほうがエェって思ってる。なんなら、やりたいって思ってても、やってないってパターンもあるし。ピッチャーでも、速球派でガンガン押すタイプでも、30代半ばになって打たせてとるタイプに路線変更する人と、いけるところまで豪速球でって、色々やから。
福田:せやな。
徳井:ホンマ、色々やなって。だから、ブラマヨももしかしたら、分からんけど2人で話し合って、長く続けていくような漫才にしていくのか。割りと、ブラマヨのネタって、いつまでもできそうなネタやけどな。
福田:年いったら、年いったで、もっとオモロくなりそうやけどな。
徳井:ただ、ウチのネタはそれが難しいなっていうのが正直、あるよね。
福田:ネタにもよるけどね。
徳井:だって、50歳になって「学校の怪談で…」とかそんなん、言うてられへんやん。
福田:そら、見てられへんわ(笑)
徳井:「首なしライダー」とか、言うてられへん。それが50歳のネタですって言うてられへんし。それこそ、バーベキューだの冷蔵庫だのって、あの感じのネタも難しいやん。
福田:あれも、あのネタをやる年齢じゃなくなってきてるやん。
徳井:「そんなはずない」って思ってまうから。
福田:そこやな。
徳井:ウチのネタのラインナップにも、年を重ねてもできるネタって、あるっちゃあるんやろうけど…どっちかっていうと、やっぱり若い時にやったほうが良いネタ多いな。
福田:そうやな。
徳井:だから、決して、手を抜いてるわけではないってことを知っていただけたらなって思いますね。
後編「チュート福田が語る、漫才の新ネタ作りに苦しむブラマヨ「熱海で合宿もしたが出来ない」」に続く。
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