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仏統一地方選 与党苦戦 政権への不満示す3月24日 10時43分
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フランスで、オランド政権の中間評価と位置づけられる統一地方選挙の1回目の投票が全国で行われ、景気の低迷を背景に与党・社会党が苦戦する一方で極右政党が大きく躍進し、オランド政権に対する国民の強い不満を示す形となりました。
フランスの統一地方選挙は国内の3万6000余りの市町村長や地方議員を選ぶもので、23日、各地で1回目の投票が行われました。
主要な都市では多くの候補が当選に必要な過半数を獲得できず、来週30日に決選投票が行われますが、民間の世論調査会社によりますと、全国的にオランド大統領率いる与党の左派・社会党が苦戦しています。
このうち社会党が地盤としてきたパリの市長選挙では、大方の予想を覆して最大野党の候補が最も多くの票を獲得し、決選投票に進む見通しです。
また、極右政党の候補も各地で大きく躍進し、北部の町で1回目の投票で町長に当選したほか、これまでに6つの町で決選投票に進みました。
今回の選挙は、2年前に発足したオランド政権の中間評価と位置づけられていますが、景気が低迷し失業率も改善されないなか、国民の強い不満を示す形となりました。
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