中国機 インド洋上に白い物体を発見3月24日 15時37分
行方が分からなくなっているマレーシア航空機について、中国国営の新華社通信はインド洋の南の海域で捜索を行っている中国の輸送機が、24日白い物体が海面に浮いているのを見つけたと伝え、各国はマレーシア航空機と関連があるかどうか確認を急ぐことにしています。
今月8日に南シナ海の上空で通信が途絶えたマレーシア航空の旅客機について、中国やフランスなどの人工衛星がインド洋の南の海域で機体の一部の可能性がある物体を捉えたと発表し、各国が周辺海域での捜索に力を入れています。
中国空軍の輸送機2機も24日からこの海域での捜索を始め、国営の新華社通信は輸送機の乗組員が白い物体が海面に浮かんでいるのを高度1万メートルの上空から見つけたと伝えました。
物体は比較的大きな物が2つあるほか、その周り数キロの範囲に比較的小さな物もいくつか散らばっているということです。
輸送機は燃料が切れるため陸地に引き返しましたが、捜索活動の指揮を執るオーストラリアの海事当局に通報してほかの航空機を現場に向かわせるよう依頼したということです。
ただ捜索関係者は、海面に漂流している物体を1万メートルもの高さから確認するのは難しいのではと指摘しており、各国はこれらの白い物体がマレーシア航空機と関連があるかどうか確認を急ぐことにしています。
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