日本マイクロソフトが、Windows XP から8/8.1 へのデータ移行ソフト「ファイナルパソコンデータ引越し eXPress」の無償提供を開始しました。
「ファイナルパソコンデータ引越し eXPress」は、日本MS と米Laplink Software、AOSテクノロジーズの提携で無償提供するソフト。PC 初心者でもわかりやすい「おまかせ引越し」機能を搭載し、安心してデータを移行できるとしています。
移行できるデータは、Internet Explorer の設定(お気に入りやホームページなど)、メール環境(アドレス帳やアカウントなど)、Office ファイル、動画/音楽/画像ファイル、マイドキュメント(iTunes データ含む)、はがき作成ソフトの住所録、Windows 環境設定(壁紙・デスクトップ)など。
なおこのソフトは全データの移行を保証しません。またアプリケーションは移行できないため、移行先PC へインストールする必要があります。
データの移行は3ステップで行ないます。まずソフトを移行元と移行先のPC にインストール。つぎに両PC を同一ネットワークに接続、またはLAN クロスケーブルか専用USB ケーブルで直接接続。最後に「おまかせ引越し」または「選んで」から選択し、データを移行します。
直接接続する際のケーブルは別途用意する必要があり、AOS 社のサイトではLAN ケーブルが1260円、専用USB ケーブルが2780円で販売中です。
対応OS は移行元PC がWindows XP 32bit (SP3 推奨)、移行先がWindows 8 (32bit/64bit)、Windows 8.1 (32bit/64bit)。
動作環境はIntel Pentium 700 MHz 以上または互換プロセッサ、128MB 以上のRAM、200MB 以上の空きストレージ、16bit カラー/1024 x 768 解像度以上のディスプレイ、Microsoft Visual C++ Redistributable 2008/2010 (移行ソフトに搭載)。なお移行元・先ともに、対応OS が正常に動作する性能が必要です。
「ファイナルパソコンデータ引越し eXPress」のダウンロードは2014年6月30日まで可能。利用期限は2014年7月31日まで。
Windows XP とMicrosoft Office 2003、Internet Explorer 6は、日本時間の4月9日にサポートが終了します。