今1人の修道女、すなわちシスターが世界中で注目を集めている。彼女の名前は、クリスティーナ・スクッチャ。カトリック教会に所属する25歳のシスターだ。彼女は、歌のオーディション番組に出演し、圧倒的な歌唱力で一夜にしてスターになったのである。
シスターによる熱唱と言えば、大人気映画『天使にラブソングを』が有名。彼女の見事な歌いっぷりは、まるでその映画から抜け出してきたかのようだ。YouTubeの動画も、アップからわずか4日で再生回数1800万回オーバーと、映画同様に大ヒットしているぞ。
彼女が出演したのは、イタリアのオーディション番組『The Voice』。この番組は、審査員が後ろを向いた状態でスタートする。審査員は、出演者の歌が気に入ったら手元にあるボタンをプッシュ。すると、椅子が回転して出演者とご対面。審査員全員と対面できると、出演者は合格という仕組みだ。
番組で見せた彼女のパフォーマンスは、まさに圧巻である。彼女が第一声を発しただけで、スタジオ中に「ウオーーーーー」というどよめきが! この時点で立ち上がっている観客も多い。
やがて、彼女の歌声に惹かれて審査員が次々とボタンを押していく。そこで審査員が目にするのは……黒の修道衣に十字架を身につけたシスター、アリシア・キーズの『No One』をソウルフルに熱唱するシスター・クリスティーナだ!!
まさかシスターが歌っているなんて思いもしない審査員は、全員「ウソだろ!?」という表情。そして、審査員が振り返る度に、舞台袖で見ている仲間のシスターたちは狂喜する。それら光景は、映画に勝るとも劣らず感動的。
歌が素晴らしいのはもちろんだが、審査員の驚きや仲間のシスター達の喜びが見ている側にまで伝染してきて、胸が熱くなってしまうのだ。一度パフォーマンスを見れば、「もっと見ていたい」と思わずリピートしてしまう。動画が驚異的な再生回数を誇るのも納得である。
参照元:YouTube、theguardian(英語)
執筆:和才雄一郎
▼彼女が出演したオーディションの動画はこちら。パフォーマンスは1:45まで
▼アリシア・キーズの『No One』はこちら
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