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菅長官「河野談話検証し新談話」を否定3月24日 13時12分
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菅官房長官は午前の記者会見で、自民党の萩生田総裁特別補佐が、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡る河野官房長官談話の作成過程の政府による検証の結果、新たな談話を出すことはありうるという認識を示したことについて、「ありえない」と述べ、新たな談話を出すことはないと否定しました。
自民党の萩生田総裁特別補佐は、23日記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡る河野官房長官談話に関連して政府による作成過程の検証の結果、事実と異なる部分が明らかになれば、政府が新たな談話を出すことはありうるという認識を示しました。
これについて、菅官房長官は午前の記者会見で「今まで安倍総理大臣からそういうことを聞いたことはなくありえない。安倍総理大臣が国会でも明言しているように検証は行うが、そのことが見直しに及ぶことはありえない。萩生田氏の個人的な発言だと承知している」と述べ、新たな談話を出すことはないと否定しました。
また菅官房長官は、記者団が「戦後70年に合わせて発表したいとしている安倍総理大臣の談話に検証結果を反映させる可能性があるか」と質したのに対し「それはない。戦後70年に未来志向の談話を出したいということは当初から申し上げているとおりだ」と述べました。
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