化学物質過敏症 runのブログ

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蚊取り線香の記事の後ちょっと調べていたら物凄い勘違いをしたHPを見つけました。

あえてどこかは書きませんが化学物質を取り扱う業者としては間違っていると思います、以下ご覧ください。


・化学物質ゼロの蚊取り線香?

天然除虫菊を有効成分とした天然素材100%のけむりの優しいかとり線香です。

- むかしに帰る、自然に還る、暮らしを変える -

天然素材100%だから優しく懐かしい香り
「ココロもカラダも豊かになりたい」
そんな方々のために生まれました。

海外で購入した蚊取り線香です。

忌避に薬剤を使用するものには 「POISON(毒)」の記載があります。
日本の製品にはこのように記載する法律はありませんが、世界的には蚊取り線香やリキッドを用いる蚊取りにはこの記載が あることが多いのです。


天然除虫菊100%だから安心。
ALLナチュラル素材(天然除虫菊)使用、化学物質ゼロ配合だから安心です。


使用後には速やかに環境中などで分解されることが知られている除虫菊は、お線香だけではなく、農業用途などの幅広い害虫防除用途としての利用が期待される天然植物資源の一つです。

国際的にも、除虫菊は厳格な国際的評議機構の一つに数えられる国際有機農業連盟(IFOAM)においても有機農業資材として認められています。 日本では忘れられた存在の除虫菊なのですが、化学合成農薬が健康や環境に与える影響が指摘されている今、この除虫菊を使った製品はどんどん見直されていってほしいものです。

もちろん、合成着色料や防腐剤などの化学物質も一切使用しておりません。

除虫菊の花から1%だけ抽出される有効成分は、昆虫類、両生類、魚類、甲殻類等に強い毒性を示しますが、哺乳類、鳥類にはまったく影響はございません。

小さなお子様のいらっしゃるご家庭をはじめ、すべての方々に安心してご使用いただけるかとり線香です。



という謳い文句ですが・・・そもそも除虫菊は神経毒ピレトリンを持っている、ピレスロイドは合成ピレトリンの事。

つまり自然毒、確かにポイズンでは無い、トキシンに入るだろうが毒は毒。

Wikipediaからピレトリンの事を抜粋します。


・天然ピレスロイド[編集]

ピレトリン[編集]

ピレトリンは (Pyrethrin) 1919年(大正8年)と1923年(大正12年)に山本の構造決定の報告があるが、1924年にスイスのヘルマン・シュタウディンガーとレオポルト・ルジチカによって殺虫活性物質の主成分の構造が決定され彼らによりピレトリンと命名された。

ピレトリンは混合物で、ピレトリン I とピレトリン II が含まれ、いずれも殺虫作用を持つ。

昆虫の神経受容体に強力に作用するが、哺乳類の受容体に対する作用は比較的弱く、昆虫への作用量ではまったく作用を表さない為、除虫菊としての使用を含め人畜防虫剤として古くから利用されてきた。

光や空気酸化により速やかに失活するので作用時間が短い特徴がある。

皮膚に直接塗布してアレルギーを誘発する例がある。

大量のピレトリンにさらされると、 紅斑、皮膚炎、丘疹、掻痒などの皮膚症状、気管支喘息、傾眠、血管運動神経性鼻炎、アナフィラキシー様反応、口唇のしびれ感、吐き気、下痢、耳鳴り、頭痛、情動不安、協調運動障害、間代性痙攣、知覚麻痺、衰弱など神経症状が現れることがある。

重篤な場合は中枢性の呼吸停止により死に至る場合がある。


runより:どこが安全だっつーの((o(-゛-;)

正しくは「比較的マシな方」やっちゅーの。

こういう業者はハッキリ言って嫌いですね、安直過ぎますよ(´_`。)

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