楽天という会社 その4 楽天スーパーセール77%OFF表記問題実態 追記あり

・楽天スーパーセール77%OFF表記問題実態

 

3月21日 追記:楽天:元値つり上げ割引装う 社員が指示

http://mainichi.jp/select/news/20140320k0000m040163000c.html

社員が指示している場合もあれば、勝手に表示操作変更をすることもあります。

「あーならそれやっといて。」と言われることは日常茶飯事です。

そして、これは景表法違反という極めて悪質な行為です。

 

 

3月2日より、7か月ぶりに楽天スーパーセールが始まります。

テレビCMなど、様々な広告を使って事前エントリーの応募を受付中です。

 

エントリーをすると、スーパーセールに関するメルマガが、

際限なく届いてくるはずです。今回は異例の100時間。

 

元ECコンサルタントからすれば、100時間なんてとても信じられない時間です。

100時間寝るなと言ってるようなものです。

 

「ついにセールスタート!最初のタイムセールの目玉は・・・」

「終了まで、あと5時間!」

 

色々な施策、目玉商品、ポイント倍率を上げるための各サービス横断施策。

 

今回のセールは100時間です。

もしかしたら、100時間分のタイムセール商品が用意されている可能性もあります。

 

セールに関する目玉商品は、すべてECコンサルタントが交渉をします。

 

セールを開催します。ポイントマラソンをします。

セール企画ページに掲載する商品を用意してください。

普段より安くしてください。

ダメならポイントをつけてください。

 

送料無料の商品はありますか?ポイント10倍にできる商品はありますか?

ポッキリ1000円にできる商品はありますか?

 

セール企画ページには様々なコンテンツがあります。

 

セール中のファッション関連商品ページ。

ポイント10倍ページ。

1000円ポッキリグルメ。

 

 

楽天優勝にちなんだ優勝セール。

監督の背番号にちなんで、今回は77%OFFの企画を目玉にします。

 

優勝セールです! 

77%OFFの商品を作ってください!

 

こんな会話が行われていました。

 

ECコンサルタントを管理する上司は、

「送料無料商品、各ECコンサルタント、100商品必ず登録すること」

「タイムセールに掲載するのは1枠1万円。1万円の広告枠だから、タダ同然。

本日中にどこの店舗さんがこの広告枠を使うのか記入するように。」

 

審査なんてあとあと。

とにかく広告広告。セールが走るなら、セール内容に関連した

商品の広告を載せられる店舗さんを、とにかく記載して提出。

 

良かった。これで本日の数字報告ができる。

説明はあとでしよう。

 

1万円の広告枠だ。セールだ。

優勝セールだ。77%OFFという企画だ。

 

企画に載せるには、77%OFFの商品じゃなければいけない。

 

そういう企画なので77%OFFにしてください。

 

送料無料、1000円ポッキリ、ポイント10倍、こちらの企画は、

すべてセールページから検索導線を貼ります。

とりあえず、セールに合わせてなくてもいいので、1000円ポッキリの

今ある商品を全部教えてください。

 

この企画、この企画、この企画も。

各ECコンサルタントには一人ずつ目標値が設定されています。

 

セールを盛り上げるために、

企画ページや検索結果に、商品が出てこないようであれば、

企画自体が盛り上がりません。

 

セールにあわせる必要はありません。

普段から安く売ってる商品を載せます。

 

ECコンサルタントとコネクションが強い店舗さんは、

セールに合わせて値引き商品や目玉商品、特別なセットが作れないか、

限定で売り出せないか交渉します。

 

交渉なんてあとからあとから。

とにかく企画ページの広告を売ることが先です。

 

目玉である、77%OFF商品が少ない。

ECコンサルタント、各人、1人何百商品集めろ。

 

そういう指示が出ました。

目標値を達成するまで、帰るな、電話しろ、早くしろ。

 

 

77%OFFの商品なんてそうそうあるはずもない。

そんなことできる力を持った店舗さんもいるはずもない。

 

でも登録商品は増やすしかない。

でもない。

でもやれ。今すぐやれ。さっさとしろ。

セールなんだぞ?売れるんだから。店舗さんのためにもなる。

ないなら作ってくれってお願いしろ。

とにかく数字を達成しろ。

 

達成していない人は社内メッセンジャーツールでさらしあげ。

楽天市場ECコンサルタント全員の前で、達成していないチームの発表。

達成進捗率の報告。

 

達成できていない人、1人1人名指しでつるし上げられる。

 達成していても、数字が進んでいなければ、なんでやってないんだ、

と詰められる。

 

どうする?

どうすればいい?

 

77%OFFにしなければいけない。

77%OFF

 

たとえ77%OFFでも、売値が安くなければ売れません。

77%OFFという表記でも、売れなければ意味がありません。

 

77%OFF、という商品を増やすことで、得するのは誰か?

 

それは、楽天市場です。 

楽天市場のECコンサルタントです。

上へこういう準備をしました、という報告を上げるためです。

 

 

楽天株式会社様へ

http://motoecconsultant.hatenablog.com/entry/2014/03/23/133925 [New]

 

 

楽天という会社 記事一覧

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楽天という会社 記載予定の内容 メモ

http://motoecconsultant.hatenablog.com/entry/2014/03/01/203601

 

つづく