営業マン、もはや不要?マーケティングとSNSの進化で、営業に変革期
「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社/3月22日号)は『速効!「営業」学 一流講師陣の集中講義』という特集を組んでいる。「Thinkstock」より
「春--人事異動と新入社員を迎え入れる季節である。日本の企業社会では、文系出身の新卒の7割以上が、まずは営業職に配属されるといわれる。学生たちにとって営業は必ずしも人気の職種ではないが、顧客と商品それぞれと直接対峙することで培った経験は、その後どんな職種に進もうが、必ず有益な素養となる。何より、商品やサービスが成熟化し、差別化が難しくなればなるほど、売り上げは営業の優劣にかかってくる。企業にとって『営業力』は競争力の源泉だ。
にもかかわらず、日本に『営業学』を教える大学はない。大学には、若者たちが社会で活躍するために身につけるべきありとあらゆる専門分野がそろっているというのに、営業マンとして必要な知識を学び、スキルをトレーニングする場がないのである。
本誌は、営業を学問として捉え、体系化することを提言したい。そんな思いから本特集では、東西一流の講師陣にそれぞれの専門分野から誌上講義をしてもらった」という特集だ。
まず、「営業学概論」として、ビジネス・ブレークスルー大学学長、大前研一氏が営業学について考える。(特集記事『今こそ必要な営業のプロ 「サイバー営業力」を磨け』)。
営業とは何かを次のように定義する。
「これまで企業はマスメディアに広告を打って、顧客に商品やサービスを知らしめてきた。これがマーケティングの領域です。その後に、お客と接触して『購買』という行動を誘発するのが、営業の仕事です」
そして大前氏は「日本企業は世界中で物を売りまくりましたが、今や、日本企業の存在感は弱まるばかりです。このような国内外での困難な状況を打破するためには『売る力』、いや『買ってもらう魅力』が不可欠です。それでいて現状では満たされていない“ミッシングピース”、それこそが営業だ」と喝破する。
その一方で、「今まではドブ板を踏んで夜討ち朝駆けにいそしむ営業マンの姿が美徳とされてきましたが、これからは“腰から下”で勝負する営業マンが必要なくなる可能性があります。このように、営業マンにとっては大きな変革期にあるだけに、間違った勉強と誤った期待をしないことが重要だ」と、ソーシャルメディアの普及による営業の変化に注意をすべきだという。
●重要なのはマーケティング
続いて「マーケティング論」では、“近代マーケティングの父”と評されるノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授、フィリップ・コトラー氏が登場。「マーケティングの目的は、セールスの必要をなくすことだ」というマネジメント研究の第一人者であるピーター・ドラッカーの考えを紹介した上で、「トップ営業マンというのは単にものを売ろうとはしていません。顧客との関係づくりがうまく、人の話をよく聞き、とてもよく勉強し、自分の仕事によって顧客にどんな価値を提供できるかということを、とても大事にしながら仕事をしています」と語る(特集記事『優れたマーケティングは営業の必要をなくす』)。
アクセントにいかが?商用フリーな銀行系アイコンセット!
ACTZERO
日本経済新聞は「専業主婦」がお嫌い?~機械化で解決出来る「供給力」と、解決出来ない「需要」
近藤駿介(エコノミスト)
企業規模の違いによる経営者の「採用」への興味
小笠原隆夫(人事コンサルタント)
日韓首脳会談開催で朴槿恵大統領が「敗者」となる?
政治学に関係するらしきもの
「明日、ママがいない」最終回がYoutubeで14万回も再生された理由 川合雅寛
シェアズカフェ・オンライン
1 | さんま本番中に激怒でシーン… |
---|---|
2 | 前田敦子、自分はブス、焼肉週3 |
3 | AKB卒業組の売りは劣化と熱愛? |
4 | 矢部浩之「青木の母乳飲んだ」 |
5 | 幸せな人生のために、今日からできる3つのこと |
6 | たかみな「大人過ぎる」と話題に |
7 | 世界で52億本売れるレッドブルのブランド戦略 |
8 | 快走アシックス世界トップ3入り? |
9 | 大手芸能プロ幹部を脅迫で告訴 |
10 | ブラジル、なぜW杯自国開催反対? |