台湾、放水銃で学生ら強制排除 衝突で100人負傷24日、台湾行政院(内閣)庁舎に侵入し、放水を受ける学生ら(中央通信社=共同) 【台北共同】台湾の警察当局は24日未明、台北市の行政院(内閣)の敷地に侵入した約千人の学生らの強制排除に乗り出した。機動隊員ら2千人超を投入、放水銃なども使い早朝までに鎮圧し、数十人の身柄を拘束した。TVBSテレビによると、頭を切るなど双方の計約100人が負傷した。 侵入したのは、台湾が中国と昨年結んだ「サービス貿易協定」の承認を防ぐため、18日から立法院(国会)の議場を占拠している学生らの一部。馬英九総統が直接対話に応じない姿勢を示したことに反発し、議場占拠を率いたグループから分裂、行政院に突入したようだ。 【共同通信】
|