人の命にかかわる不安を「大丈夫」というからには、将来責任を問われるはずです。
なぜ、このサイトは、匿名の回答者様なのでしょうか。
責任を問われるのが不都合でしたら、別の方法があるのではないでしょうか。
ご意見ありがとうございます。
暮らしの放射線Q&Aサイトは、平成23年3月25日から8月23日までの約5ヶ月間、日本保健物理学会に所属する有志により活動が行われてきました。日本保健物理学会は、我が国を代表する放射線防護の学術団体であり、国際放射線防護学会(IRPA)にも加盟しています。また、同年8月に学会創立50周年を迎え、一般社団法人となりました。同年8月24日からは、この一般社団法人日本保健物理学会に「暮らしの放射線Q&A委員会」が正式に発足し、学会の責任のもとに、その活動を継続してきたところです。
これまで皆様から1,000件を超える質問をいただいており、その時点での情報・状況に基づく知見から専門家として判断し、一つ一つ回答してまいりました。皆様から頂いたご質問に対しては、①若手研究者約30名による回答案の作成とクロスチェック、②放射線防護・放射線管理の研究に携わっている専門家約10名による内容の精査、③幹事団5名による最終確認を経て、当ウェブサイトで回答を公表するようにしています。
このように、一連の回答は日本保健物理学会「暮らしの放射線Q&A活動委員会」の共同作業によるものであり、各質問に対して回答者名を記載していないのはそのためです。ご参考までに「暮らしの放射線Q&A活動委員会」幹事団5名を、以下に記載致します。
「暮らしの放射線Q&A委員会」幹事団
委員長 伴信彦(東京医療保健大学)
副委員長 河野恭彦(日本原子力研究開発機構、若手研究会)
副委員長 荻野晴之(電力中央研究所、若手研究会)
相談役 下道國(元名古屋大学)
相談役 早川博信(元福井県職員)
その他メンバー:若手研究会30名
本来であれば、暮らしの放射線Q&A委員会の設立と同時に、上記の情報を学会ホームページの学会組織欄に掲載すべきでしたが、皆様から日々いただく質問に対する回答の掲載作業に注力していたことから、対応が遅くなりました。これを機に、学会ホームページの内容も更新しましたので、合わせてご覧下さい(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhps/j/outline/committees/committees.html)。
これからも、暮らしの放射線Q&A活動委員会は、皆様の放射線に関するご不安やお悩みを少しでも減らしていただけるよう、一つ一つの質問に尽力していきたいと考えております。今後とも、放射線に関して何か不安な点等ございましたら、お気兼ねなくご質問下さい。