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首相「アンネ・フランクの家」を訪問3月24日 4時15分
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オランダを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の23日夜遅く、「アンネの日記」を書いたアンネ・フランクが当時隠れ住んでいた建物を訪れ、関係者に対し、歴史の事実と謙虚に向き合い、事実を次の世代に引き継ぐことで世界の平和を実現したいという考えを示しました。
日本時間の23日の夜遅くにオランダに到着した安倍総理大臣は、アムステルダムにある博物館「アンネ・フランクの家」を訪れました。
この博物館は、「アンネの日記」を書いたアンネ・フランクが、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害から逃れ、アウシュビッツの強制収容所に送られるまでの2年間、家族と共に隠れ住んでいた建物で、安倍総理大臣は内部を視察しました。
このあと安倍総理大臣は、博物館の館長に対し、「アンネの日記」などが東京都内の図書館などで相次いで破られた事件に触れ、「大変残念な出来事だった。こうしたことが2度と起こらないようにしていきたい」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、「過酷な状況の中でも夢を持ち続けたアンネに、私も含めて多くの人が共感している。20世紀は戦争の世紀であり、人権が抑圧された時代だったが、21世紀はそうしたことが起こらないようにしたい。そのためにも歴史の事実と謙虚に向き合い、事実を次の世代に引き継ぐことで世界の平和を実現したい」と述べました。
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