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政治
沖縄振興 毎年度3000億円台 首相きょう知事と会談 政府、異例の上積み
2013.12.25 08:06
政府は24日、平成33年度まで沖縄振興費を各年度予算で3千億円以上とする振興強化策を決めた。
安倍晋三首相は同日の閣議で「日本のフロントランナーとして21世紀の成長モデルとなるよう、国家戦略として沖縄振興策を積極的に進める必要がある」と閣僚に対策拡充を指示。「沖縄への投資は未来への投資」と強調した。
また、山本一太沖縄北方担当相は首相の意向を受け、閣議で普天間飛行場の移設予定地の名護市を含む沖縄本島の北部振興事業に毎年度50億円以上を計上すると説明。本島の中でも経済発展が遅れている北部を手厚く支援する考えを表明した。
閣議決定した26年度予算案の沖縄振興費は、概算要求額から上積みする異例の措置で前年度比15・3%増の3460億円となった。
沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は同日、沖縄振興策について「国家戦略として長期的な視点から推進する決意を示していただいたものと考えており、心から感謝する」とのコメントを発表した。
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