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<台湾>警官隊、行政院から学生を強制排除

毎日新聞 3月24日(月)11時12分配信

 【台北・鈴木玲子】台湾が中国と調印した「サービス貿易協定」の承認に反対する学生らが台北市の立法院(国会)議場を占拠していた問題で、一部学生ら約1000人が23日夜、立法院から数百メートル北にある行政院(内閣)庁舎に突入。24日未明、警官隊が行政院から学生を強制排除した。議場占拠に伴う問題で警察による強制排除は初めて。

【第一報】台湾で学生数千人が立法院議場占拠 中国との協定反対

 議場を占拠している学生側は24日、馬英九政権の対応に抗議し、新たに学生に授業ボイコット、民衆にストライキを呼びかけた。台湾大学など各地の学生団体がボイコットに呼応する動きをみせている。周辺に押し寄せた群衆数千人も放水車などで排除された。大半の学生らは立法院に戻ったが、その後も一部が警官隊と衝突するなど混乱が続いている。対応の遅れから抗議行動の拡大を招いた馬政権の危機管理能力が問われそうだ。

 強制排除は江宜樺院長(首相)の指示で行われた。警察当局などによると、侵入した学生ら20人以上が逮捕された。台湾メディアは警官隊と群衆の衝突で約100人が負傷したと報じた。議場占拠が6日目に入り、抗議手法を巡って学生内部で分裂し、強硬姿勢を主張する学生らが行政院に突入したとみられる。野党・民進党の蘇貞昌主席らは現場に赴き警察の強制排除を命じた馬政権を非難した。

 当局は総統府などの警戒レベルを引き上げた。総統府を含め政府庁舎は鉄条網などバリケードで囲まれ、交通規制されている。

最終更新:3月24日(月)12時13分

毎日新聞

 

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