浮気調査の見積もりはいくら?気になる見積もり研究所(第一回)
気になる見積もりをMisocaが代わりに取ってくる「Misocaの見積もり研究所」第一回のテーマは探偵に依頼する浮気調査です。
まず、そもそも探偵ってどういう仕事なの?というところから実際に浮気調査を探偵に依頼するメリット・デメリット、あとは自分でできる浮気調査といったところまで気になるところをたちばな探偵事務所の森部所長にとことん聞いてきました!
- まずは自己紹介をお願いします。
たちばな探偵事務所の所長の森部と申します。民事裁判の証拠収集といったことをメインに、特に労働裁判や離婚に関する裁判のお手伝いをしています。
具体的には労働裁判は社員の不正の調査や、離婚に関する裁判は浮気の調査やDVに関する証拠収集をすることが多いです。
- 特徴などがあれば教えてください。
弊社の特徴としては、特に離婚に関して、それまでの背景を知ることが大切だと考えて取り組んでいるところだと思います。クライアントがどういう結果を望んでいるかによって、どういう調査が必要なのか、そもそも調査が必要なのかといったところから、弁護士などの専門家も交えて問題解決にあたります。
- なるほど、いきなり調査というわけではなく、離婚の相談・コンサルティングというところから始まるんですね。
そもそも探偵ってなに?免許がいるの?
- ところで、そもそも探偵や調査会社というのは免許などが必要なのでしょうか?
はい、免許ではありませんが探偵業者として看板をあげるには、公安委員会への届け出が必要になります。これにより人に依頼を受けて、行動の調査、聞き込み、尾行や張り込みといったことができるようになります。
ただしFBIや警察のような特権が与えられるわけではないので、不法侵入をしていいというわけではありません。
- 届け出をしている業者かそうでない業者かというのは何でわかるのでしょうか。
届け出をすると公安委員会届出番号というのが付与されますので、それをWebサイトや看板に掲載することが義務付けられますのでそれを確認してください。届出後は毎年立ち入りの調査が必ずあり、営業実態や契約内容、社員教育についてなど厳しい検査があります。
離婚をしたくないという相談も多い?
- では今回の浮気調査というテーマに入りたいのですが、離婚問題・浮気調査でいうとどういうお客さんが多いでしょうか。
大きく2つのパターンがあります。相手が浮気をしており離婚したいので調査したい、突然離婚を要求され離婚したくないので調査したいというパターンです。
- 離婚をしたいのでというのはわかりますが、離婚をしたくないのでというのはどういうことでしょうか。
例えば旦那が浮気をして、妻と別れたいと言い出すとします。その時妻の側が浮気のことを知らずに普通に離婚を受け入れてしまうと慰謝料の請求などができません。そこで妻側が旦那の浮気の証拠を押さえれば、慰謝料の請求や財産分与を有利に受けることができます。また、証拠を抑えた場合、旦那は『有責配偶者』という法律上の立場になり一方的に離婚をできなくなります。
ですので、証拠を押させておくことでお子さんが小さいうちは離婚をせずに生活費をきちんと払ってもらい、子供が大きくなり仕事ができるようになってからその時点での財産を分けて離婚するという選択ができるようになります。これが離婚をすぐにしたくない場合です。
- なるほど、必ずしもすぐに離婚するのがよいというわけではないのですね。
気になる見積金額は?
- では早速お見積もりをお願いしたいと思います。先ほどの話ですとまず調査をするかどうかを相談してということですが、今回は企画ですので調査をするということでお願いします。どのような依頼の仕方をすればいいのでしょうか。
そうですね、まず多いのは「いくらぐらいで証拠をおさえられますか」というお客様です。弊社の場合はわかりやすく稼働時間で報酬を頂いていますので、調査する日が少なければ少ないほど費用を抑えられるようになっています。「この日に浮気のデートがある」というのを調べてきて頂ければ、調査日1日とその後の浮気相手の調査の2日にで終わる場合もあります。
- 1日の調査費用はどれぐらいになるのでしょうか?
弊社の場合だと平日5時間プランで5万円、休日12時間プランで8万円という分かりやすい料金体系にしています。そのなかでだいたい20万円〜40万円に収まるように提案をすることがおおいです。
- なるほど、探偵というと料金が不明瞭なイメージがありましたが、かなり明快になっているのですね。では、おそらく今週の土日に浮気をするということがわかっている場合ですとどうなりますか
そうですね、休日12時間プランに加えて浮気相手の調査の費を加えてという料金になります。
これが今回の気になる見積り!
見積もりにでてこない料金は?
- ありがとうございます。この料金に含まれているもの含まれていないものがあれば教えてください。
詳しくはきちんと見積もりの際に書面にて説明しますが、含まれていないものは遠方への交通費や、調査に必要な各場所の入場料や施設利用料、飲食店に入る必要がある場合の飲食代などは実費になります。
編注:法律で調査の前に書面の授受と説明が定められており、本所も見積もり時と正式契約書に書面と口頭にてきちんと説明がなされます。見積もり時の重要事項説明書(前書面)と申込時の調査委任契約書(後書面)では金額や依頼内容について細かく確認して依頼できるようになっています。
遊園地では一緒にジェットコースターに乗る?
変わったところだと大きな遊園地では一緒に乗り物に乗らないと見失うので、一緒に乗り物に乗ったりしますね。あとは会員制のスーパーの会員にあわててその場で入会したことなどがあります。ただしそのスーパーはその後自分で行くので請求しませんでした(笑)
料金に含まれているものとしては調査報告書の作成、調査に使う車両・燃料代、暗視カメラ等の機材代があります。
- 遊園地で怪しいオジサンが一緒に乗ってきたら注意ということですね(笑)
調査費用を安くするコツ
- 失礼な質問かもしれませんが、正直なところ調査費用を安く出来るコツみたいなものってありますか?
そうですね、調査日を少なくすればするほどいいのでズバリ調査対象の携帯を見て頂いて 、次のデート日を特定していただくというのは大きいです。あとそれが難しい場合は日記をつけて、デートのパターンを見つけやすくしておくのも重要です。
あとは旅行で浮気している人は検索履歴から楽天トラベルやじゃらんといったサイトの利用履歴を調べてもらうというのも効果的ですね。
気をつけないと逆効果?!自分で調査する方法
- あと、素人ができるような浮気調査というのはありますか?
たとえば携帯をみたり、車のシートの下にボイスレコーダーを仕掛けたりするのは素人でもそれほど難しくないかもしれません。
ただしプロからすると一番いいたいのは『素人はなにもしないほうがいい』です。相談で困るのはすでに浮気が疑われているのがばれていて調査対象がガチガチに警戒している場合です。これは調査が非常に難しくなります。
- なるほど、へたに手を出すと逆に調査費用も高くなってしまうんですね。
あと絶対にやってはいけないのは、友達に調査を依頼する方法です。これはバレる危険が高いばかりか、調査対象にみつかればストーカー規制法によって罰せられる可能性もでてきます。
オススメの調査会社の選び方
- 最後にオススメの調査会社を教えてください。
はい、基本的には明朗会計で良心的な業者がほとんどですが、中には心ない会社もあるのも事実です。選び方のポイントは見積もりと調査報告書の2点です。
1つは電話で「一日の調査費用の目安はいくらでしょうか?」と聞いて見積金額を教えてくれないところは注意です。「とりあえず相談しますからオフィスに来てください」というようなところはお客様によって金額を変える可能性があります。またWebサイト、看板、事務所にいって届出番号がないところは違法ですので絶対に依頼してはいけません。
また、調査報告書をだしてもらえるかどうかもきちんと聞くと安心でしょう。弊社では結果が出なかった場合もどういう調査をしたのか写真付きで報告書をだしています。つまり「浮気をしていなかった」という納得感を持っていただくのも大切だと考えています。
例えば弊社のサンプルの報告書はこんな感じです
(編集:一日の報告書がまとまっている三六ページにわたる報告書を見せていただいた。調査対象が家をでるところから、帰宅して消灯するところまで非常に細かく報告されている)
※上記報告書はサンプルで写真に写っているのはモデルの方です。
- 決定的な瞬間はもちろん一日をこんなに詳しく報告していただけるのですね。最後になにかあればお願いします。
離婚相談・浮気調査を全面に出している調査会社は、調査の前段階から相談にのっているところが多いです。弊社も調査ありきではなく、お客様がどういう落とし所にもっていきたいかということを前提に調査をしたり、弁護士や行政書士といった専門家を紹介します。悩みがあればまずは自分1人で悩んだり、動いたりする前に相談するのがオススメです。
- 探偵会社は単に調査をしてくれるというイメージが変わりました。どうもありがとうございました。
最後に
今回はたちばな探偵事務所の協力で、浮気調査に関する見積もりをとってきました。思ったよりもわかりやすく、リーズナブルな金額だったと思うのですがいかがでしょうか。なにより探偵の届出の話などから、探偵ってなんなんだろうというもやもやが解消し、また浮気調査だけじゃない相談にも乗っていただけるということも知れました。
すぐにお世話になりたくはありませんが、知っておくと心強いですね!
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