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   「小沢裁判の行方!」
 
 『小沢一郎被告(68)の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、小沢氏の弁護側は18日、小沢氏本人や元秘書らを含む捜査段階のすべての供述調書について、証拠採用に同意しない方針を、東京地裁と検察官役の指定弁護士に伝えた。小沢氏の強制起訴を決めた検察審査会の起訴議決の有効性も争う姿勢を示した。』
 
 久し振りに「小沢裁判」の記事が紙面を賑やかした。相変わらず往生際の悪い被告人の姿勢を見せている。「全ての供述調書採用に同意しない」のは、都合の悪い供述調書が含まれているからです。
 
 『元秘書で衆院議員の石川知裕被告(37)=同罪で公判中=が東京地検特捜部の調べに、「虚偽内容の政治資金収支報告書を提出する前に、小沢氏に報告して了承を得た」と供述したとする調書も含まれている。』
 
 この調書の真偽が、この裁判の行方を左右する重大な意味を持っているからです。今秋にも始まる小沢裁判での焦点でもあります。又、東京第五検察審査会が小沢被告を強制起訴する根拠にもなっています。
 
 現在進行中の「陸山会裁判」でも、 三人の元秘書が裁かれているが、水谷建設の川村元社長は、4月27日の公判で、衆院議員で元秘書の石川被告に5千万円を渡したと証言している。
 
 又、元秘書の大久保隆規被告を「水谷建設」側に紹介した別の建設会社社長は、「2005年4月に水谷建設の当時の川村尚社長が、大久保元秘書に金が入ったとみられる紙袋を渡した場面に同席した」と証言した。
 
 『 同年4月19日に、川村元社長と一緒に東京・赤坂のホテルの喫茶店で大久保元秘書と会った。その際、川村元社長は茶色い紙包みが詰まった紙袋をテーブルの下で滑らすようにして渡し、大久保元秘書は「ありがとうございます」と受け取ったという。元秘書と別れた後、川村元社長は「税金みたいなもんや」と言ったといい、社長は「お金を渡したと思ったと述べた。授受の日時は、喫茶店の領収書などから特定したという』
 
 この5.000万円の出所として、「水谷建設」元役員(56)への証人尋問が16日、東京地裁であった。『小沢氏の地元の「胆沢ダム」(岩手県奥州市)の建設工事を下請け受注するための営業の一環として、「2004年10月13日に、小沢事務所に持って行く5千万円を本社から東京支店に運んだ」という』
 
 『運ぶ直前に、同社の水谷功・元会長(66)から電話で連絡があり、川村元社長が中国から帰国する日に合わせて現金を運ぶよう指示された。5千万円はその日の朝に本社で元管理本部長(60)から受け取り、東京支店に運んで金庫に入れたという。』
 
 小沢弁護団はまた、審査会の2回目の議決が、審査対象となる告発に含まれていなかった内容まで「犯罪事実」と認定し、そのまま起訴内容に含められた点も問題視。起訴議決は無効だとして公訴の棄却を求めた。
 
 しかし、この件も、既に門前払いの結論が出ていてお笑い草に過ぎない。小沢被告に対する、天網恢恢の網は着々と狭められ、この秋に始まるであろう裁判は、国民にとって溜飲の下がる展開になるでしょう。熱海の爺
 
  
 
 

「社会問題」書庫の記事一覧

閉じるコメント(14)※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。

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    陸山会事件では、一般の新聞では、検察側の尋問しか載っていませんが、弁護側の尋問も参考に。
    水谷建設元社長川村氏の証言では、大久保氏に渡したという2回目の5000万円の日付は「4月中旬」という曖昧な日付のまま、最後まで確定されませんでした。疑問に感じたのは、川村氏は5000万円を渡した時期について「(大久保氏に5000万円を渡した喫茶店の)レシートで確認した」と証言しているにもかかわらず、日付を特定できなかった事です。一般的なレシートであれば、レシートの発行日付も書かれているはずですが政治家への裏ガネ工作は、当事者がアッサリと忘れてしまうことなのでしょうか
    また、弁護側に現金の重さを聞かれると、「5、6キロくらい」と答え、弁護側の「何かと比較したのか」との追及には、「すみません。勘で言いました」と答えています。

    川村前社長の証言を補強した山本社長に対し、弁護側は「東京地検の聴取を受けた当初は記憶があいまいだったのではないか」と信用性をただしました。社長は「(検事に)記憶喚起されるうちに思い出した」と応じました。

    [ 旅人 ]

    2011/5/20(金) 午後 1:44

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    陸山会裁判で、すでに水谷建設関係者4人が検察側証人として出廷しましたが、皆、検察に呼ばれるまで裏ガネ提供を覚えていなかったと法廷で認めました。
    裏ガネを管理していた中村重幸元常務(60)の証言も弁護側から仮払いによる裏ガネ一件一件の譲渡先を聞かれると、「裏ガネは帳簿もメモもないので、記憶していない」と答弁しました。結局、4人が4人とも裏ガネを覚えていませんでした。5000万円を2度、東京のホテルで大物政治家秘書に渡したことは、大きな出来事のはずなのに、法廷で「検事にヒントを与えられて記憶がよみがえった」と語っています。
    裁判長の尋問では次のようなやり取りが行なわれました。
    山本氏に対して裁判官が川村氏が大久保に大金を渡したという事実を検察官から聞かれるまで思い出せなかったということは本当なんですか、そのような事がしょっちゅうあれば別ですがと。と尋ねられています。この小沢裁判の記事で「喫茶店の領収書などから特定したという」とありますが、日時を特定できないレシ−トが明らかになっても検察側の証人の証言を信じているとは驚きです。

    [ 旅人 ]

    2011/5/20(金) 午後 1:51

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    また、もっと酷い事は、尾納元専務は09年6月末から5、6回、検察に呼ばれ、東京支店の社用車の記録を提示されて日付を思い出したと証言。しかし、7月29日に初めて作成した調書には『現金は川村尚元社長に渡した』とありますが、今回の『金庫に入れた』という証言と食い違います。当日の車の記録には、夜7時半に中国出張を終えた川村元社長を成田空港に迎えに行ったとの記載もあります。それを見た上で『元社長に渡した』と供述したはずですが、今回なぜ『金庫に入れた』に変わったのでしょうか。全く不自然です
    弁護側が尋問で「他の記憶はまばらなのに、なぜ紙袋の大きさだけは詳しく思い出せたのか」と語気を強めると、元専務は言葉を失った様です。マスコミの検察側報道だけを見ていますと、全く違った裁判内容に見えてしまいます。マスコミは善良な国民をここまで捏造報道をして、洗脳しようとしている。

    [ 旅人 ]

    2011/5/20(金) 午後 2:39

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    旅人さん、長文の反論コメントを有難うございます。爺は記事を書くに当たり、朝日新聞「asahi.com」を根拠にしております。貴方の反論が公平な論拠を有しているのなら一考の価値があると思います。しかし、残念ながら、貴方の反論に確かな根拠があるとは思われません。若し、存在するならご教示頂きたいと思います。その上で、この事件(小沢裁判)の議論を存分に交わしたいと思います。お待ちいたしております。

    [ 熱海の爺 ]

    2011/5/20(金) 午後 8:12

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    この記事とコメントを読んでいると、熱海の爺さんは「天動説」で凝り固まっているようですね。
    片や旅人さんは証人の言葉から疑問、矛盾を地動説のような立場から粛々と述べられています。
    戦前・戦中に学校などに「奉安殿」に天皇を祀ることを本気で良しとしていた人たちと同じ思考(思想までいかない)のように感じます。
    まだこの時期オ○ム真理教のマインドコントロールから抜け出せない
    のでしょうか。
    いい加減検察とマスコミの呪縛から逃れましょうよ。 削除

    [ 立ち読み人 ]

    2011/5/20(金) 午後 8:38

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    立ち読み人さん、ご来訪有難うございます。残念ながら、貴方の「天動説」・「地動説」論は意味不明で理解できません。確かに、爺に時代は過去の物でしょう。しかし「マインドコントロール」を受けるほど自立力を失っては居りません。自ら信じる事実を意見として公表しているです。ましてや、「マスコミの呪縛」など無縁の人生を送っています。貴方方の「小沢が正しい!」と思い込む出発点に問題があるのではと指摘します。現在「刑事被告人」である「小沢一郎」と言う一政治屋を庇う根拠を客観的な理由を教えてください。やがて正邪の結論は「日本の司法裁判」が決めてくれるでしょう。その結論には、爺も貴方達も従う以外有りません。それまでは、お互い信じる意見を戦わせましょう。正々堂々と・・・。

    [ 熱海の爺 ]

    2011/5/21(土) 午前 8:38

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    日本の裁判は殆んど検察側の尋問内容しか報道されません。
    私は小沢が無罪とか有罪とか言っているのでは有りません。
    日本のマスコミと裁判報道の酷さをコメントしただけです。
    本来裁判は、検察と弁護側が証拠に対して証人を尋問してそれを裁判所が判断するものです。
    最近の陸山会事件の裁判の報道は殆んど一方的に、小沢側の秘書が違法な裏金を受け取った事が事実のように報道されています。こちらのブログはその事を何の疑いも無く記事にしている様に見えましたので、裁判の内容をコメントしただけです。その内容は水谷建設と云う会社は検察の言われる通りどんな事でも、証言すると云う事が弁護側の尋問でわけのわからない答弁を見ただけで判断出来ると思います。福島の佐藤栄佐久元知事を捏造で葬りさったのも、この水谷建設と検察と云う構図も明らかになっています。私のブログに陸山会事件の裁判の傍聴記を載せましたので、興味が有りましたら覗いて見て下さい。後はご自分で何が本当の事か判断して下さい。

    [ 旅人 ]

    2011/5/21(土) 午後 5:42

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    参考に裁判記事のアドレスを書いておきます。
    《第1回》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/02/1_5000.html

    《第2回》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/02/28_1.html

    《第3回》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/02/post_738.html

    《第4回》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/03/2254.html

    《第5回》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/03/31.html

    [ 旅人 ]

    2011/5/21(土) 午後 5:49

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    《第7回》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/

    《第8回》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/04/8_fax.html
    《第9回(前半)》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/04/_1500.html
    《第9回・後半》陸山会事件公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/05/13_1.html
    《第10回》陸山会公判傍聴記
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/05/10_6.html

    [ 旅人 ]

    2011/5/21(土) 午後 5:50

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    旅人さん、ご丁重なご回答感謝します。早速、一、二ページ拝読して落胆しました。客観的な記録ではなく、単なる裁判傍聴人の感想文に過ぎませんね。折角、膨大な資料を羅列したコメントですが、次回は公平な判断のできる裁判記録をご教示下さい。貴方の反論の根拠が、恣意に溢れた個人の意見を基にしているとは思いたくありません。是非、確たる根拠をご提示下さい。心からお待ちしております。

    [ 熱海の爺 ]

    2011/5/22(日) 午前 9:25

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    確かに裁判傍聴人の感想文も載っていますが、殆んどは検察、弁護人と証人の尋問のやり取りが載っています。それを判断するのは、自分自身です。裁判傍聴人の感想などどうでも良い事です。
    現実に大手新聞では弁護人の尋問とそれに答える証人の言葉を見た事が有りません。常に記事に成っている事は検察官に対する証言だけです。またそれも殆んど新聞社の感想文です。今回の朝日の記事も朝日の感想文です。裁判内容は忠実に記事にしてもらいたいと思いますが、何処の新聞でもその様な記事を見た事が有りません。
    新聞以外で裁判内容を記事にしているのは、江川紹子ジャーナルくらいしか見た事が有りません。

    http://www.egawashoko.com/

    [ 旅人 ]

    2011/5/22(日) 午前 10:15

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    旅人さん、裁判傍聴人の恣意的な感想文を前提とした記事は、公平・客観的な判断を下す為には認められませんね。朝日新聞の記事は、何百万人の読者が支持している客観性があります。又、新聞記事は紙面の制限から取捨選択はあっても、単なる感想文ではありません。マスコミ批判を繰り返すのは、客観性を否定する事になります。ご自分に都合の悪い記事は悪で、都合の良い記事は善なのですか!。小沢裁判の結果を「有罪か無罪か問題にしない」とのご意見には賛成です。その為にも、公平で、客観的な議論を交わしたいと思いますね。

    [ 熱海の爺 ]

    2011/5/22(日) 午後 0:35

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    裁判傍聴人の恣意的な感想の文章は関係が有りません。
    具体的な裁判での証人との尋問の文章も恣意的な感想文なのでしょうか。それまで否定されては、裁判を実際に傍聴するしかありませんね。第10回裁判で、5000万円の紙袋をテ−ブルのしたから渡したと言う証言は確かに行われましたが、その様な事が本当に出来るとは、理解出来ません。また渡した日時をレシ−トで確認したと証言した事も事実ですが、何故日付を特定出来ないか不思議と感じると思うのですが。また江川女子のホ−ムペ−ジを読んで見て下さい。検事が石川被告が自供したとされる1500万円の賄賂のメモを破り棄てたと言う事を、裁判官自ら検事に何度も尋問しています。
    何百万人の読者がいても、その読者を騙し続けたのは戦前の朝日です。その記事が公平かどうかは読者の人数では無いと考えます。 削除

    [ 旅人 ]

    2011/5/22(日) 午後 1:54

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    旅人さん、《THE JOURNAL》編集部 西岡千史氏の記事を読ませて頂きました。文章の中の、前説や、感想、補足分を除けば、単純な検事・弁護士と証人の会話に過ぎません。注釈的な解説で読者を誘導しようとする意図が残念ですね。客観性に欠けると思われても仕方ありません。朝日新聞ではこのような記事は厳禁です。事実のみを知らせ、公正な判断は読者に任せるのが新聞の使命です。読者を騙した朝日とは、戦前の軍部の検閲時代を指すのですか!。今になって、これを非難するのはお門違いでしょう。お聞きしますが、西岡氏がそれ程信頼できる記者なのですか!。朝日新聞の記者に比べて・・・。

    [ 熱海の爺 ]

    2011/5/22(日) 午後 3:10

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