爺の独り言！

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福島第一原発事故・刻々真相が判明！

　　　「福島第一原発事故・刻々真相が判明！」

　昨日になって、事故の真相が刻々と判明して来ました。東電関係者は、「地震の揺れで１号機圧力容器や配管に損傷があったかもしれない」と、津波より前に重要設備が被害を受けていた可能性を認めたのです。

　今まで、１号機では、津波による電源喪失によって冷却ができなくなり、原子炉圧力容器から高濃度の放射性物質を含む蒸気が漏れたとされていた。しかし、現実には地震によって重大な損傷が有った事になる。

　真相は、外部には漏れてこないが、少しずつ徐々に発表する事で混乱を避けようとする意図が見え隠れする。これが政府の愚民政策と見られても仕方が無い。都合の悪い事は国民に知らせ無いで済ます方針だ。

　関係者によると、３月１１日夜、１号機の状態を確認するため作業員が原子炉建屋に入ったところ、線量計のアラームが数秒で鳴った。建屋内には高線量の蒸気が充満していたとみられ、作業員は退避。線量計の数値から放射線量は毎時３００ミリシーベルト程度だったと推定される。

　この時点ではまだ、格納容器の弁を開けて内部圧力を下げる「ベント」措置は取られていなかった。１号機の炉内では１１日夜から水位が低下、東電は大量注水を続けたが水位は回復せず、燃料が露出してメルトダウン（全炉心溶融）につながったとみられる。

　さらに炉心溶融により、燃料を覆う被覆管のジルコニウムという金属が水蒸気と化学反応して水素が発生、３月１２日午後３時３６分の原子炉建屋爆発の原因となった。しかし、メルトダウンを昨日の発表まで隠していた。

　この予測できた真相を、２ヶ月経って判ったように発表する。政府・東電の態度は、余りにも姑息な隠蔽体質と言わざるを得ない。福島第一原発は当初から壊滅的な被害を受けていたことになる。

　唯の水素爆発にて原子炉建屋が破壊されただけでなく、原子炉本体が炉心溶解（メルトダウン）によって壊滅的打撃を蒙っていたのであります。この事実を専門家が判らなかった筈がないのです。

　原子炉の付いて知識の無い国民には、政府・東電の欺瞞政策に踊らされ、事故の真相を知る事による混乱を避けるために、騙され続けるる事になるでしょう。日本の空は放射能に覆われ、危険が迫っているのに・・・。

　昨日亡くなった原発作業員の死因は心筋梗塞と発表されたが、高濃度の放射能を浴びた作業中に起こった事故であり、今後も起り得る事故と言わざるを得ません。放射能には想像を絶する危険が潜んでいるからです。

　誇大に危険だ！危険だ！と煽っているのではありません。原発が危険な事は事実です。後、20基残っている原発を如何に早く停止する事が出来るか！。政府には「国民の生命財産を護る」責任があるのです。　熱海の爺

MAUNOさん、何故それ程までに正式名称に拘るのですか！。東京電力の原子力発電所を誘致したのは福島県民ではないのですか！。福島第一原発と書かれる事が何故嫌なのですか！。日本で一箇所に6基の原発を擁し、第二と合わせると日本一の原発王国ではないのですか！。当方に正式名称を省くについて、何の意図もありません。又、愚鈍の為失念したのでもありません。貴方は余程原発がお嫌いのようですが、今回の事故が起きるまでは、莫大な電源三法交付金の恩恵に浴してきたことをお忘れですか！。福島県民・地元市町村住民は物忘れが良いですね。今になると、「原発は絶対安全だと騙されていた」と言い訳する心算ですか！。絶対安全な原発なぞ有り得ません。それが世界の常識です。貴方個人は恩恵に浴したことが無く、原発誘致に絶対反対を叫んで来ても、福島県には毎年巨額な交付金が届いています。福島県民である限り責任が無いとはいえませんね。今後も福島第一原発と書き、面倒な正式名称を省略する覚悟です。あしからず！。

[ 熱海の爺 ]

2011/5/15(日) 午後 8:04