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イオンリンク株式会社 代表取締役社長 高野 清昭

イオンリンク株式会社
代表取締役社長

高野 清昭

無限大の可能性を信じて

 今、私たちの社会は、無限大の夢や希望で満ち溢れています。それはICT(Information and Communication Technology/情報技術通信)の発展によって、私たち一人ひとりが、ものすごい宝モノを獲得したからです。スマートフォンやパソコンなどの端末さえあれば、私たちはタダか、お金がかかってもコーヒー一杯程度の費用で、世界中の仲間と語りあったり、世界中をバーチャルに旅行したり、ゲームを楽しんだり、その道の最高の専門家の意見を勉強したりと、“いろいろなわがままをかなえてくれる場”を机の上や手のひらに乗せることができました。WEBの世界はまさに宝の山です。

 お客さまの購買行動も、大きく変わっています。しかし、非常に残念ながら私たちは、その変化にまだまだ対応しきれておりません。このギャップを短期間にうめて、かつ、お客さまに、感動を伴うまったく新しいお買い物体験を通じて、人生を楽しんでいただく提案をし続けることが、弊社イオンリンクの存在意義です。

 幸いイオンには、3,000万人のお客さまにご利用いただいている「イオンカード」や、年間1兆円の決済総額に及ぶ電子マネー「WAON」、国内75%のシェアを誇る220以上のショッピングモールなど、たくさんのお客さまとのリアルでの接点を有しています。イオンリンクはこのような強みを最大限に活かして、イオングループのデジタルシフトを牽引してまいります。

 イオンリンクには、1)Eコマース事業、2)メディア事業、3)コンサルティング&サポート事業、4) 物流事業の4つの主要事業があります。 Eコマース事業では、日本最大級の品揃えを誇る「AEON de WINE(イオンでワイン)」を初め、長期間保存がきく冷凍食品に特化した「ごちそうデリ365」など、とんがり感のある、そしてオムニチャネルを志向した専門店サイトを続々と開設しています。

 メディア事業は、主婦のための買い物ときめくショッピングポータルサイト「イオンスクエア」を中心に、お客さまとの双方向コミュニケーションやゲーミフィケーションを活用したOtoOマーケティング(Online to Offline)、デジタルプロモーションを通じて、ECサイトやリアル店舗へ送客を図り、イオンスクエアの媒体価値を高めています。イオンスクエアは日本で最強の主婦目線のメディアとして皆さまの声を学び、さらに進化を遂げていきます。

 コンサルティング&サポート事業は、上記の事業を通じて獲得した知見をもとに、グループ内外の企業を支援してまいります。WEBサイト立ち上げから、マーケティング、サイト運用、SCMの構築など、一貫したコンサルティング&サポートを行っております。

 物流事業においては、お客さまに商品をお届けするばかりでなく、お客さまとWEBの世界とを絆(つな)ぐ架け橋となることで、既成概念を打ち破る新しいビジネスモデルを創造してまいります。

 私たちイオンリンクは、WEB専業プレイヤーに真似の出来ない新しいお買い物体験を、お客さまに提案し続けてまいります。


2014年3月20日
イオンリンク株式会社
代表取締役社長
高野 清昭