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トルコ軍 シリア軍機を撃墜
3月24日 4時15分

トルコ軍 シリア軍機を撃墜
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トルコ軍は、シリア軍の戦闘機が領空を侵犯してきたとして撃墜し、シリア内戦で反政府勢力を支援しているトルコとアサド政権との対立は一段と深刻になっています。

トルコ軍によりますと、シリアとの国境に近いトルコ南部で、23日午後、シリア軍の戦闘機が警告を無視して国境を越え、領空におよそ1キロほど侵入してきたということです。
このためトルコ軍は戦闘機2機を現場に向かわせ、ミサイルを発射してシリア軍機を撃墜したということです。
シリア軍の戦闘機は、シリア領内に墜落したということで、墜落現場とされる映像では、山あいから白い煙が上がっているのが確認できます。
今回の撃墜について、トルコのエルドアン首相は、「われわれの領域を侵せば手痛いしっぺ返しを受けるのは当然だ」と述べて正当化したのに対し、シリア政府側は、「明らかな敵対行為だ」と強く非難しています。
トルコ軍は、去年9月にもシリア軍のヘリコプターが領空侵犯したとして撃墜したほか、シリアからトルコ側に砲弾などがたびたび着弾しているとして、国境での軍備を増強しています。
また、シリアの内戦を巡り、トルコ政府は反政府勢力に拠点を提供するなどして支援を続けていて、アサド政権との対立は一段と深刻になっています。

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