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インパール作戦から70年 現地で式典3月24日 7時53分
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第2次世界大戦中、最も過酷な戦いの一つといわれた旧日本軍によるインド北東部での「インパール作戦」から、ことしで70年になるのに合わせて現地で式典が開かれました。
第2次世界大戦中の1944年、旧日本軍がインド北東部の攻略を目指した「インパール作戦」では、インド国内だけで3万人の日本兵が死亡し、東南アジアでの旧日本軍の劣勢を決定づけるものとなりました。
この戦いからことしで70年になるのに合わせて、23日、戦争の歴史を記録に残す活動をしている地元の住民グループがインパールで式典を開きました。
式典には日本の八木毅駐インド大使も出席し、「第2次世界大戦中の最も過酷な戦いの一つを私たちは忘れてはならない」と述べるとともに、戦没者の慰霊碑などを地元の人たちが長い間大切に管理してきたことに感謝の意を表しました。
式典を主催した住民グループは、これから6月下旬にかけてインド北東部のかつての激戦地を回って、慰霊行事などを行うことにしています。
インド北東部は治安の悪化によって、長年、外国人の立ち入りが制限されてきましたが、3年前からは制限が緩和されていて、住民グループは亡くなった兵士の家族など、多くの人に現地を訪れてもらいたいと話していました。
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