無地の白い靴下、腰回りにゆとりをもたせたツータックパンツ、上下デニム――。少し前までは「ださい」とみられがちだったアイテムや着こなしが、若い男性の間で徐々に広がっている。一歩間違えると“おじさん”風になってしまうが、今やそんな雰囲気を少し醸し出すことが着こなしのスパイス。ちょっと「ださい」をあえて演出できることが、おしゃれの証しになっているようだ。
■コーディネートに「抜け」をつくる
「白ソックスを合わせることで、全体のバランスが崩れてきれいにまとまりすぎないんです」。都内の会社員の奥州谷知宏さん(30)。ジャケット姿の足元を見ると、白い無地の靴下だ。10年ほど前から持っていたが、最近履く頻度が増えているという。「コーディネートに『抜け』や『隙』ができる」
男性ファッションでは靴下はパンツか靴の同系色というのが一般的。白は「小学生っぽい」イメージもあり、特にスーツなどのきっちりとしたスタイルには、カジュアルすぎる理由からご法度だった。
それが今、あえて白い靴下をはく男性が増えている。靴下専門店のタビオでは2月、紳士の白い靴下の売り上げが前年同月と比べて3割増えた。都内の店舗を中心に人気が高まっている。
メンズ営業部の竹内正課長は「白い靴下自体はおしゃれなアイテムではない。20代を中心にそれをあえてはくことで、少しださく見せるのが逆におしゃれという感覚がある」と話す。
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