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大阪市長選 橋下徹氏が当選
3月23日 22時45分

大阪市長選 橋下徹氏が当選
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「大阪都構想」を巡って橋下徹前市長が辞職したことに伴う大阪市長選挙は23日に投票が行われ、橋下氏が2回目の当選を果たしました。
投票率は23%余りで過去最低となりました。

大阪市長選挙の開票結果です。
▽橋下徹(維新・前)当選、37万7472票
▽藤島利久(無所属・新)、2万4004票
▽マック赤坂(諸派・新)、1万8618票
▽二野宮茂雄(無所属・新)、1万1273票
地域政党・大阪維新の会の公認で、日本維新の会が推薦する橋下氏が2回目の当選を果たしました。

橋下氏は44歳。
大阪府と大阪市を統合し、再編する「大阪都構想」を掲げて大阪維新の会を結成し、平成23年には、大阪府知事を辞職して大阪市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の市長選挙は、橋下氏が、都構想の実現に向けて具体的な道筋をつけるためには市民の後押しが必要で、改めて市長選挙を実施したいとして、先月辞職したことから行われました。
これに対し、市議会に議席を持つ政党のうち、大阪維新の会以外の各党は「市長選挙を行っても、市議会の構成など『都構想』を取り巻く状況は変わらず、選挙には大義がない」などとして、候補者の擁立を見送りました。

こうしたこともあって、市長選挙の投票率は、投票率は23.59%と、平成7年の選挙の28.45%を4.86ポイント下回って、過去最低となりました。
また、市の選挙管理委員会によりますと、無効票は、投票総数の13%を超える6万7000票余りと異例の多さで、このうち、4万5000票余りは投票用紙に何も書かれていない白票だったということです。

松井幹事長「都構想の設計図見せてという意思表示」

橋下前市長は、市長の職務を再開するための準備を進めたいとして23日は記者会見などは行わず、橋下氏に代わって大阪維新の会の松井幹事長が記者会見しました。
この中で松井氏は「盛り上がらない戦いだったが投票に行ってくれた有権者に感謝したい。今回の結果は、大阪都構想の設計図を作っていいというものだと思っている。設計図を見せてほしいという有権者の意思表示にしっかり応えていきたい」と述べました。
そのうえで松井氏は、「今後は、各党と入口論ではなく、どうすれば大阪のために前向きに進められるのかという話し合いをしたい。排除の論理ではない」と述べ、都構想の具体案の議論を進めるため、各党に協力を呼びかける考えを示しました。
橋下氏は24日の午後、記者会見を行う予定です。

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