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グローバル経営に向けシステム子会社を吸収
DIC 代表取締役専務執行役員 斉藤 雅之 氏
斉藤 雅之 氏
1977年大日本インキ化学工業(現DIC)入社。経営企画部長、アジア・パシフィック統括会社の責任者、財務部長を経て、2008年4月執行役員 (財務経理部門担当)。2010年6月取締役執行役員(財務経理部門担当)、2011年4月に取締役常務執行役員(財務経理部門担当)。2012年4月から現職。CFO(最高財務責任者)とCIO(最高情報責任者)の職務を担い、子会社の米サンケミカルの会長なども務める。
1977年大日本インキ化学工業(現DIC)入社。経営企画部長、アジア・パシフィック統括会社の責任者、財務部長を経て、2008年4月執行役員 (財務経理部門担当)。2010年6月取締役執行役員(財務経理部門担当)、2011年4月に取締役常務執行役員(財務経理部門担当)。2012年4月から現職。CFO(最高財務責任者)とCIO(最高情報責任者)の職務を担い、子会社の米サンケミカルの会長なども務める。
グローバルな成長戦略を描くには、経営のグローバル化が欠かせない。当社は過去に、情報システム、財務、会計といった機能子会社を国内事業向けに切り出した。しかし今はこれらの機能を国内のみならず、グローバルにおける司令塔とすべき時期。そのために情報システム子会社は2012年に、私の決断で本社の情報システム部門に吸収した。
海外子会社を含めたプロジェクトを推進するには、強力なリーダーシップが必要になる。ところが情報システム子会社は、他の子会社と同列の立場。ガバナンスを効かせるのは簡単ではない。そこで、本社に巻き取ったわけだ。必要があればもう一度切り出すが、場所は日本である必要はない。最適なオペレーションが可能な地域でやれば良い。ITほど場所を問わないものはないだろう。
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