自分への投資が一番確実なリターン。外国語を習得した場合に稼げるかもしれない想定金額
平均年収約450万円で、40年間で平均2%の「外国語習得による給料加算分」があるとして、毎年1%ずつ昇給したと仮定すると、定年までに約670万円多く稼げる計算になります。外国語を習得する時間を短縮できれば、かなりいい投資と言えるのではないでしょうか。
ただ、どの外国語を習得するかによって稼げる金額は変わってきます。ドイツ語は約1,280万円、フランス語は約770万円で、スペイン語の約510万円に比べると割高です。スペイン語は他の言語よりも需要が無いので納得の数字と言えます。
当然ながら、上記の数字は仕事で外国語のスキルを使う場合、もしくは外国語ができるから仕事に就いた場合を想定しています。日本の場合、母国語が英語ではないので、英語を習得した場合はお金に繋がる可能性が高いでしょう。もちろん、せっかく外国語を習得しても、それを仕事に活かさなければ宝の持ち腐れになってしまいますのでご注意を。
Johnson: What is a foreign language worth?|Economist
Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)
Photo by Minnesota Historical Society.
- ピーター流外国語習得術 (岩波ジュニア新書)
- ピータ フランクル|岩波書店