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【グラニュース】


コメンテーターズ 増えた「相手の守備に穴あける動き」

2014年3月24日 紙面から

 この4試合、グランパスのゴールはすべて同じようなパターンから生まれている。ボールを奪ってから速い攻撃。単なるカウンターではなく、多くの選手が絡んでいるので、防ぐのは簡単ではない。

 この日の1点目も見事だった。闘莉王と小川で左から崩し、玉田、ケネディとつないで逆サイドに侵入。最後は2列目から磯村が飛び出して同点ゴールを決めた。攻撃の質という点だけでなく、早い時間帯で失点した後、間を置かずに追いつけたという点でも、非常に価値の高いゴールだった。

 昨年まではチーム全体の動きの量が少なく、相手の守備に穴があくまでボールを回すような印象だったが、今季は、穴をあける動きが多くなっている。その要因の1つとして、若い選手が伸び伸びとプレーしている。磯村より経験の浅い大武、本多も、試合を重ねるごとに成長している。雑なプレーもまだ多いが、勝ちながら修正できるのはいい流れ。この3連勝にはチームの明確な意図がみえるし、間違いなく大きな自信につながる。 (愛知東邦大監督、元グランパスDF・藤川久孝)

 

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