今月は「歳末たすけあい募金」期間。募金活動が各地で行われている。大手コンビニは、年間を通してレジカウンターに募金箱を設置し、店頭募金を行っている。
ファミリーマートでは「ファミリーマート夢の掛け橋募金」の募金箱を設置。国内外で環境や社会貢献活動を行う「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」などの3団体へ寄付される。また先月12日から実施中の「フィリピン台風被害義援金」の店頭募金の実施期間を、今月末まで延長した。
店内端末「Famiポート」を使った募金もできる。タッチパネルで募金先や募金額を指定。端末から出てきたレシートをもってレジで支払うシステム。日本赤十字社や赤い羽根共同募金社会福祉活動など、12団体に募金が可能だ。
ローソンでは、「ローソングループ“マチの幸せ”募金」の名称で、レジ前に募金箱を設置。全国の学校を中心とした緑化活動「ローソン緑の募金」のほか、東北の学生を支援する「TOMODACHI募金」や「夢を応援基金」に充てられ、継続して東日本大震災の復興に力を入れる。
さらに、共通ポイント「Ponta」のポイントプログラムに「環境社会貢献コース」があり、1口10ポイント・10円相当を寄付金として利用できる。
セブン−イレブンは、地域に根差した環境活動に募金を充てる。店頭募金に加え、電子マネー「nanaco」のポイントを、1ポイント1円相当で50ポイントからインターネット上で募金ができる。
全国的なたすけあい運動の時期、募金を通して団体や社会貢献活動の理解を深め、応援したい。(児玉奈保美)