どんな親子でもその家庭特有の問題を抱えているものだけど、エホバの証人の親子関係は、こどもがエホバの証人の宗教活動を辞めたいと思い始めた頃から、その戒律ゆえに親子を苦しめる。。。
特に、エホバの証人の自分がこどもを幸せに導かねば、親子の幸せが永遠に断たれると不安と恐れで心がいっぱいになっている信者の親とその子どもたちは辛い。。。思えば自分が研究生の時から、そう最初からずっとそうした親子がいたのに。。。もちろん、親も子も完全じゃないから、病むおえないこともあると思ったりもしてはいました。でも、本当の意味でそれに気がついたのは我が身に同じことが降りかかったとき。。。
かつて我が家がそうだったように、宗教の価値観の相違によってこれまで保たれていたと思っていた平穏が崩壊していくような恐れと不安のただ中におられる親の方、こどもの方・・・双方本当に辛い時期です。
エホバの証人の宗教の教義と戒律はそういう親子を量産する宗教だと心から理解できるまで・・・マイコンから覚醒に至る過度期に親と子の世代の違い、価値観の違い、その深い溝を埋めたもの、いろいろありますけれど、そのひとつに我が家の場合、歌がありました^^
親子の間の深い溝に寂しさを感じていたわたしの耳に。。。息子がまだ生まれる前の曲。。。それが息子の部屋から流れてきたのです。その曲はわたしがJWになる前に好きでよく聴いていた歌でした。
なぜ、息子がそんな昔の曲を知っているのか、わたしは不思議でなりませんでした。それから息子と少しづつ心通わせながら会話ができるようになっていきました。息子には家族仲良しの親友がいます。親友のお父さんが息子にいい曲だからとプレゼントしてくれたこと、いつも行くたびに話を聴いてくれる、息子をそのまま受け入れて尊重してくれるお父さんなんだと。。。
流れる歌に懐かしさと。。。そしてそのお父さんに感謝の気持ちが溢れました。。。
今、当時のわが親子と同じ辛い時期を過ごされている方がもしいらっしゃるでしょうか。人は思春期から20代までに聴いた歌は特別で、アイディンティティーが作られていく過程で聴いた歌に大きく影響されるのだそうです。
世代間の相違の溝を埋めるものは、意外と簡単で近いところにあるかもしれません。それは肩の力を抜いて好きなことをしているときに見つかるのかもしれません。それも無意識のときに^^
今日はみなさんと共に聴きたいJW親世代の懐かしい曲です♪
♪そよ風の誘惑 オリビアニュートンジョン
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