函館市:大間原発差し止め提訴へ 市長「泣き寝入りせず」

毎日新聞 2014年03月23日 09時25分(最終更新 03月23日 09時59分)

インタビューに応じる北海道函館市の工藤寿樹市長=同市役所で2014年3月12日、鈴木勝一撮影
インタビューに応じる北海道函館市の工藤寿樹市長=同市役所で2014年3月12日、鈴木勝一撮影

 本州最北端の青森県大間町でJパワーが建設している改良型沸騰水型軽水炉。発電出力約138万キロワット。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムをウランと混ぜたMOX燃料を100%使用する世界初の商業炉となる。福島第1原発事故後に建設を中止していたが、2012年9月、当時の民主党政権が大間を新増設とみなさず、建設再開を容認する考えを表明。同10月1日に建設工事を再開した。函館市との距離は23キロ。半径50キロ圏内の人口は青森側約9万人、北海道側約37万人。

最新写真特集