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大阪ガスについて

プレスリリース

実験集合住宅「NEXT21」において新たに第4フェーズ居住実験を開始します。 〜 環境にやさしい心豊かな暮らしを目指した住まいと次世代エネルギーシステムの実証 〜

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2013年3月7日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕、以下「大阪ガス」)は、実験集合住宅「NEXT21」において、新たな居住実験(第4フェーズ居住実験:約5年間)を平成25年6月から開始します。
 
 NEXT21は、「ゆとりある生活と省エネルギー・環境保全の両立」をテーマに、近未来の都市型集合住宅のあり方を提案することを目的として、大阪ガスが平成5年10月に建設した実験集合住宅です。竣工以来、平成6年4月、平成12年4月、平成19年4月から各5年間にわたり、それぞれ時代を見通したテーマを設定し、当社社員とその家族が実際に居住しながら、計3回15年間の実証実験に取り組んできました。
 これまで、実証実験を通じて、建物全体の省エネ・省CO2、都市における緑地の復元と環境共生、多様なライフスタイルに応じた住まいのあり方、商品開発などに関する数多くの提案や発表、商品化等を実施してきました。また、環境共生住宅ならびに長期優良住宅の先導的モデルとして、国土交通省の「省エネルギー建築賞」をはじめとする多数の受賞をいただいています。
 
 昨今、少子高齢化の更なる進行や単身者世帯の増加等の家族の変化、深刻化する環境問題への対応が引き続き求められており、更に、東日本大震災を経て、人の絆の大切さやエネルギー供給の課題も再認識されました。大阪ガスでは、こうした課題について、都市型集合住宅をフィールドに考察すべき余地は、依然として大きいものと認識しています。
 そこで、大阪ガスでは、2020年頃までの集合住宅を前提としてNEXT21の第4フェーズ居住実験を新たに開始します。「環境にやさしい心豊かな暮らし」をテーマに、人と人のつながりの創出、人と自然の関係性の再構築、省エネ・スマートな暮らしの実現を満たすべき要件と捉え、それらを具現化する、「住まい」および「エネルギーシステム」の2分野の実証実験を実施します。前者は、今後の多様なライフスタイルに対応する住まい・住まい方の検証・提案です。住戸と共用部、住棟と地域の間に人と人の新しいつながりを創出する領域として、一部住戸に子どもが集まる場所や料理教室ができるキッチンを、共用部に交流室や緑地などを設けます。また、自然とともに住まうための空間設計等の工夫も取り入れます。後者は、スマートマンションを具現化する次世代エネルギーシステムの実証で、省エネ・省CO2の更なる追求および、エネルギー自立を両立するシステム・技術の実験を行います。ここでは、家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)コージェネレーションシステムを用いた電力や熱の住戸間融通、電力需給逼迫を緩和するデマンドレスポンス対応、停電時自立システムの構築、再生可能エネルギーの活用などに取り組みます。
 
 第4フェーズ居住実験のための建物改修、新規エネルギーシステム等の工事は平成25年3月に完了予定です。今後、第4フェーズの計画発表会(※1)や公開見学会(※2)を開催し、6月頃から順次入居を始め、居住実験を実施します。
 なお、本エネルギーシステムの実験については、国土交通省の平成24年度「住宅・建築物省CO2先導事業」の採択を受けています。
 
 大阪ガスは、今後も引き続き、お客さまのこれからの暮らし方の研究・提案とともに、先進のエネルギーシステムやガス機器・住宅設備の開発・ご提供に積極的に取り組んでまいります。
 
  (※1)第4フェーズの計画発表会 4月23日 15時〜17時、大阪ガス本社にて。
  (※2)公開見学会 4月25日〜7月31日(予定)の平日、約2時間、NEXT21にて。
  いずれも事前予約申込み方式です。予約申込み方法等は当社ホームページで3月中旬頃のご案内予定です。
 
<実験集合住宅「NEXT21」の概要>
所在地   大阪市天王寺区清水谷町6-16
(最寄り駅:地下鉄谷町線谷町六丁目)
規模   地上6階、地下1階
建築面積   896m2
延床面積   4,577m2
住戸数   18戸
実験集合住宅「NEXT21」の概要
 
<これまでのテーマ設定と主な実験内容>  
これまでのテーマ設定と主な実験内容  
 
第4フェーズの主な実験項目と内容は、次の通りです。
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1.今後の多様なライフスタイルに対応する住まい・住まい方の検証・提案  
  環境にやさしい心豊かな暮らしを実現する上で、少子高齢化や家族構成人員の減少等の社会背景を受けた家族や近隣住民との関係性、高性能設備だけに頼らない省エネライフスタイルのあり方等は、重要な視点となると考えられます。第4フェーズ居住実験では、このような視点に基づく具体的な住まい・住まい方を実験的に作り上げます。居住者や利用者へのアンケート・ヒアリング、生活実態記録により、ライフスタイルや課題・改善要望などを検証することで、今後、考えていくべき集合住宅像・居住像を提案します。
1.今後の多様なライフスタイルに対応する住まい・住まい方の検証・提案
  (※3)305住戸 今回改修工事を実施。間取り・内装設計は、竹原義二氏(無有建築工房主宰)。
  (※4)403住戸 今回改修工事を実施。間取り・内装設計は、近角よう子氏(近角建築設計事務所)。
  (※5)交流室 今回改修工事を実施。設計は、近角真一氏(集工舎建築都市デザイン研究所所長)。
  (※6)緑地 今回改修工事を実施。設計は、江木剛吉氏(アトリエ イーツー代表取締役)。
  (※7)304住戸 第3フェーズで改修工事を実施(未居住)。設計は、NEXT21次世代住環境小委員会(委員長:高田光雄(京都大学大学院教授))。
 
<今後の多様なライフスタイルに対応する住まい・住まい方のイメージ>
 
今後の多様なライフスタイルに対応する住まい・住まい方のイメージ
今後の多様なライフスタイルに対応する住まい・住まい方のイメージ
今後の多様なライフスタイルに対応する住まい・住まい方のイメージ
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2.スマートマンションを具現化する次世代エネルギーシステムの実証
 燃料電池やガスエンジンタイプのガスコージェネレーションシステム(以下、CGS)を集合住宅で高効率に活用するなど、省エネ・省CO2の更なる追求とエネルギー自立を両立するスマートなシステム・技術の実証実験を行います。これにより、省エネ・省CO2効果の検証、システムの有効性確認、実用化に向けた運転条件検討や課題抽出などを実施します。
2.スマートマンションを具現化する次世代エネルギーシステムの実証
(※8)SOFC 固体酸化物形燃料電池。家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム・タイプS」として商品化しています。
(※9)デシカント空調 吸湿剤を用いて除湿する空調システム。今回の実験では高性能吸湿剤の効果的な活用により、除湿のみならず、加湿、冷房も可能な試作機を用いて実証します。
(※10)次世代型高効率SOFCプロトタイプ機 今回、当社が独自に試作したもの。目標発電効率55%(低位発熱量基準)、設計定格発電容量700W。
(※11)PEFC 固体高分子形燃料電池。家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」として商品化しています。
(※12)エコウィル 家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステム「エコウィル」です。
(※13)HEMS ホームエネルギーマネジメントシステム。商品化している当社のHEMS「エネルックPLUS」をベースに今回の実験用に製作したものを用います。
(※14)NEXT21内コミュニティサービス NTTメディアサプライ(株)が提供する「ココクル」、「くらしフルサービス」をカスタマイズして活用しています。
 
<エネルギーシステムの概要図>
エネルギーシステムの概要図
 
以上

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