テレビの消えた日【プチケロQ】【梱枝りこ】

テレビの消えた日のパッケージ画像(小)

電波が消えた日に、事故で家族を失った主人公がその事故の原因である人間に復讐を誓うストーリー。

電波が消える数日前。
電波が消える時間や消える規模などには、あまりの諸説があり、正しい情報を知る事出来づらい状況であった。
そんな中、主人公の美作俊一父は、会社の緊急の用事で、その日に長距離の移動をしなければならなくなってしまった。

情報混乱のため、移動機関のほとんど不通をおこしている、移動はほぼ不可能と思われたが、会社の命令により、美作俊一は妻と妹の芽生と共にセスナでその移動をする事になる。

危険を伴うフライトであったが、最終判断を美作の上司である穂坂が強引に行う。
当然のタイミングで家族の飛行中に世界規模の電波障害が起きてしまう。
無線はもちろん、GPSなども使用不可能となってしまったセスナは、夜の空の上まさに目も耳も奪われた状態となり墜落してしまう。
この時、父、美作俊一 母、美作晴美 そして妹の美作芽生を主人公は失ってしまう。

多くの現場関係者が、この時間の飛行に反対であったが、上司であった穂坂健一の強引な命令によって移動が命じられていた。
さらに、その時に穂坂は意図的に電波障害が起きる時間を美作や現場関係者に遅らせて教えていたという事実まであったという。

幼き主人公は葬式の日に社員の何人かが、今回の事故の真相を語っているのを聞いてしまう。

それ以来、主人公 美作慎吾は、穂坂健一に復讐する事を誓った。

その後親戚の家に預けられた主人公ですが、ある日彼は新入学生の中にとある少女を見つけます。
はじめて見るはずの彼女の顔を、なぜか主人公は知っています。
最初それがなんであったのか彼には分かりません。

ですが、彼は彼女の顔を見るたびに、あの日をフラッシュバックの様に思い出します。

深夜の電話。
祖母の叫び声。
家族の死を告げる祖母の声。
気が遠くなっていく主人公の耳に残るのは、テレビから聞こえるサウンドノイズ……。

彼女の顔を見るたびに、その事がフラッシュバックの様によみがえります。

よみがえる記憶。
家族の葬式に手を引かれ参列していた一人の少女。
家族を奪った穂坂健一に手を引かれていた『七海』という少女。

目の前にいる彼女と、記憶の『七海』が重なりあう。

そう、彼女は、あの葬式の日に穂坂が連れてきた娘の穂坂七海だったのです。


彼は、彼女をおとしめる事により、穂坂に復讐する事を誓います。
愛する人間がボロボロになれば、あの男も、自分が味わった苦しみを知る事になるだろう……と。

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