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はしか患者情報、医師に報告義務…法改正目指す
厚生労働省の厚生科学審議会の部会は、はしか(麻疹)と髄膜炎菌による感染症が発生した直後に、患者の名前や住所などの個人情報を、医師が保健所に届けることを義務づける案を了承した。
保健所が迅速に感染拡大の防止を図れるようにするためで、厚労省は来年の感染症法改正を目指す。
はしかは現在、国内固有のウイルスは見つからなくなっており、厚労省は速やかな患者把握の仕組みを作り、完全な排除を目指す。髄膜炎菌による感染症は患者が死亡する場合もあり、予防のために家族らに投薬するなど素早く対応できるようにする。
結核や新型インフルエンザなどについては、すでに名前などの届け出が義務づけられている。
(2014年3月22日 読売新聞)
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