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将棋の棋士とコンピューターソフトによる5対5の団体戦「第3回電王戦」第2局が22日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、後手の佐藤紳哉六段(36)が95手で「やねうら王」に敗れた。大相撲の聖地で史上初めて行われた対局。15日の第1局で「習甦(しゅうそ)」に敗れた菅井竜也五段(21)に続き、棋士側は2連敗となった。
場所中は歓声に包まれる国技館に静寂が広がった。通常は土俵がある館内中央に出現した畳敷きの対局場。将棋の対局での「無観客試合」は当然とはいえ、23日のJリーグ・浦和対清水戦を先取るような光景となった。敗れた佐藤は「相手が強いのではなく、僕が弱かったから負けた」と肩を落とした。
直前には「盤外戦」もあった。今回の電王戦には「コンピューター開発者は、本番と同じソフトを事前に棋士側に提供しなくてはならない。提供後はプログラムを変更してはならない」というルールがあり、佐藤は提供されたソフトで昨年12月から練習対局に励んできた。ところが、3月に入って開発者の磯崎元洋さんが「ソフトにバグ(不具合)が見つかり修正した」として、新バージョンを提供。すると佐藤が「棋風が変わり、強くなっている」と抗議する騒動に発展した。
主催者の協議の結果、旧バージョンの使用が決定したのは直前の19日。棋士対棋士の対局では有り得ない後味の悪さが残った。
(2014年3月23日06時03分 スポーツ報知)
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