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◆オープン戦 巨人2―3日本ハム(22日・東京ドーム) ドラフト1位ルーキーの小林が、攻守で存在感をアピールした。22日の日本ハムとのオープン戦(東京D)で、プロ入り後初の1試合で2つの盗塁刺殺をマーク。打撃でも大谷から中前安打を放つなど、オープン戦初の猛打賞を記録した。2番手登板の内海は、3回無失点と好投。16日のソフトバンク戦(大分)で5回8失点と炎上した不安を打ち消した。
顔色一つ変えなかった。7回1死一塁、小林は久保の直球を捕球すると、流れるような動きで二塁へ送球した。球筋は低く、強い。片岡がグラブを動かさない完璧なボールで、50メートル5秒7の俊足ルーキー・岡を刺した。「スタートが見えていたので、あまり焦らないように、ストライクを投げることを意識していました」。本拠地で持ち味の“鬼肩”を披露した。
誰もが認める強肩だ。6回2死一塁でも、二盗を狙った大引を刺した。これでオープン戦では9度盗塁を試みられたうち、5つを阻止。一般的に盗塁阻止率は4割を超えれば評価されるが、5割5分6厘を誇る。原監督も「阻止率はすごいよね。しっかり維持しているし、やることが多い中で、キャッチャーとしての技術も見せられている。(開幕1軍を)彼は力でもぎ取った」と初めて小林の開幕1軍を明言した。
バットでも勢いは止まらない。3回先頭、大谷の148キロ直球を中前にはじき返した。「すごい伸びのある直球だったので、負けないようにと思っていた」。8回には宮西から左前安打、9回には鍵谷から中前安打を放ち、プロ初の猛打賞。巨人の新人でオープン戦の猛打賞は、98年の高橋由以来、16年ぶりだ。打率も3割1分8厘になった。
負けられない相手がいた。17日の休養日。東京駅で日本生命時代のチームメート、ロッテ・井上、吉原と食事した。「井上は同級生の野手でしたし、いつも一緒にいました」。心が通じる仲間と野球談議に花を咲かせ「プロでも頑張ろう」と誓い合った。そして、この日オープン戦初アーチを放った戦友に負けじと、自らも初の3安打をマークした。
開幕には首を痛めている阿部が間に合う見込みだが、休ませながらの起用になる可能性がある。経験豊富な実松が控えるが、小林もスタメン起用できるメドが立った。「まだまだ体も心も、技術的にも1軍で活躍できる力を持っていない。一日でも早くチームの日本一に貢献できるようになりたい」。ドラフト1位の誇りを胸に、攻守で暴れまくる。
(2014年3月23日06時05分 スポーツ報知)
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