武雄鍋島家洋学関係資料が重要文化財へ

本日(18日)文化審議会が開催され、市が所蔵する「武雄鍋島家洋学関係資料」を国の重要文化財として指定するよう文部科学大臣に答申されました。

今回、指定答申された「武雄鍋島家洋学関係資料」は、語学・科学・医学・軍事学などにわたる「蘭書」や、高島秋帆が日本で最初に製造した国産第1号の「モルチール砲」、当時最新の世界地理認識を反映した「天球儀」「地球儀」1対など、江戸時代後期における西洋の科学技術の受容に関する歴史資料の全2,224点。

これらは日本の近代化の出発点が武雄にあったことを証明する資料です。今後、市民の皆様の宝、日本の宝として保全するとともに、この貴重な武雄の洋学資料を大切に未来に伝えて参ります。そのために、市議会でも再三答弁していますが、しっかり保存しながら、許される限り、効果的に展示をする必要があります。誰も来ない、レプリカだらけで保存のことは何一つ考えていなかった旧蘭学館とは違う、何らかの展示機能を考える必要があり、それは武雄市図書館とは別にすることも視野に入れ、議論を深めていきます。



by fromhotelhibiscus | 2014-03-18 23:40 | Trackback | Comments(1)
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Commented by 通りすがりの日本国民 at 2014-03-19 10:28 x
文脈から考えると
「レプリカだらけで保存のことは何一つ考えていなかった」ではなく
「レプリカだらけで公開のことを何一つ考えていなかった」ではないのですか?
保存のことを考えれば、本物を公開展示するよりもレプリカを展示して置くほうが、本物を良い状態で保存できると思うのですが。
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