チュートリアル、FUJIWARAらとともに舞台あいさつする斉藤由貴(中央)【拡大】
女優、斉藤由貴(47)が22日、沖縄国際映画祭の特別上映「雪の断章-情熱-」(1985年公開、相米慎二監督)の舞台あいさつを那覇市の桜坂劇場で行った。往年のアイドルの登場に、吉本芸人も口数が少なくなるほど大興奮。熱烈なファンというチュートリアルの徳井義実(38)とFUJIWARAの原西孝幸(43)も「夢のよう」と大テレだった。
明らかにヘンだ。いつもはトークイベントではリードする徳井と原西がしゃべらない。それぞれの相方に茶化されても、往年のアイドルに緊張していた。
吉本主催の一大映画祭に、アイドルらしいワンピース姿で登場した斉藤。ステージで待ち構えた芸人6人から拍手で迎えられた。特別上映された「雪の断章」は伝説の映画デビュー作。ストーリーに難解なところが多く、芸人から「ナンデ?」と声が上がった。
映画は2人の男性に囲まれて育った孤児の少女が、殺人事件に巻きこまれて、大人になっていく姿を描いた作品。斉藤は台本を読んで内容を理解していたというが、「たまらない気持ちになっていました。たぶんこの映画って表面的なものより、後ろに見えない何かを感じてねというものだと思う」と吐露。一番印象に残るシーンとして、12月に札幌の豊平川に入っていく場面を挙げ、「本当に凍えていたんです」と振り返った。