武器を買い付けるためロシアを訪問した早川死刑囚。地下鉄サリン事件前から、教団は武装化を急いでいた(フジテレビ提供)【拡大】
13人が死亡、6000人以上が重軽症となった1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件から19年の20日、職員2人が死亡するなどの被害が出た東京メトロ霞ケ関駅では遺族や駅員が犠牲者の冥福を祈った。
サリン入りの袋を処理後に死亡した同駅助役の高橋一正さん=当時(50)=の妻で、被害者の会代表世話人の高橋シズヱさん(67)は「無関心になることが一番怖い。同じことを繰り返さないために、事件のことを語っていきたい」と決意を話した。
またフジテレビは、教団幹部が93年にロシアで行った武器買い付けの映像を独占入手。ロケットランチャーを手にする早川紀代秀死刑囚(64)らの姿で、21日午後7時57分からの「報道スクープSP激動!世紀の大事件~目撃者が明かす10の新証言~」で紹介される。
(紙面から)