Ｘ２１　アイドル聖地デビュー　「明日への卒業」発売イベント

　第１３回国民的美少女コンテスト（２０１２年）のファイナリストで結成されたガールズグループ「Ｘ２１」が２２日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、デビューシングルの発売記念イベントを開いた。

　Ｘ２１は総勢２１人で昨年１月に活動をスタートしたが、ＣＤデビューにあたってグループ内でオーディションを実施。吉本実憂（１７）、小澤奈々花（１４）ら１２人の歌唱選抜メンバーが、１９日に発売された「明日への卒業」で歌手デビューを勝ち取った。

　数多くの新人がイベントを行ってきた“アイドルの聖地”噴水広場に、１２人は“国民的美少女”らしく黒髪に白いワンピース姿で現れ、デビュー曲やカップリング曲「エイエン×セツナ」など３曲を元気いっぱいに披露した。

　イベントでは、サプライズで２個のくす玉が登場。リーダー吉本がひもを引っ張ると、今春中学を卒業した６人のメンバーを祝福する垂れ幕が。そして、さらにもう一つのくす玉を割ると「セカンドシングル６月２５日発売決定」の朗報が飛び出し、みな跳び上がって喜んだ。

　吉本は「アイドルの聖地でイベントができて、うれしい。テンションが上がりました」と感激。「Ｘ２１は一人一人違った個性や特技を持っていますが、集まって一つになった時は、ビシッときれいなフォーメーションを決めたい。２１人２２色で頑張って、たくさんの方に笑顔を届けたいです！」と力を込めた。

　アイドルの聖地・噴水広場に生まれる前から縁があるメンバーも。「実は２２年前、お父さんとお母さんの初めてデートがサンシャインなんです」と籠谷さくら（１４）が告白。

　「私も初デートはサンシャインがいいな！」と声を弾ませた。

　Ｘ２１には６人の中学３年生がいたが、その全員が歌唱選抜に選ばれた。デビュー曲も卒業ソング。末永真唯（１５）は「私生活の卒業も重なって、気持ちを込めて歌えます」。春から高校生になるメンバーたちは口々に、アイドルと学業の両立を誓った。