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中国出身の教授が訪中後に連絡取れず3月22日 13時38分
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中国出身の神戸大学大学院の教授が今月、出張で中国を訪れたあと、連絡が取れなくなっていることが分かり、大学が情報の収集に当たっています。
連絡が取れなくなっているのは中国出身で、神戸大学大学院国際文化学研究科の王柯教授です。
神戸大学によりますと、王教授は出張のため、今月1日から中国を訪れ、帰国予定だった今月10日に「中国の西安にいる母親が病気になり、様子を見に行くので、さらに10日ほど滞在する」と日本にいる家族に電話をしてきたのを最後に、連絡が取れなくなくなっているということです。
日本にいる家族が、王教授の母親に電話をしたところ、母親は元気で、王教授は母親の元を訪れていなかったということです。王教授は21日、シンガポールの大学で開かれたシンポジウムに出席する予定でしたが、数日前に、本人の名前の電子メールで、主催者に「欠席する」と連絡があったということです。
王教授は中国の近現代政治思想史が専門で、ウイグル族など中国の少数民族の研究もしているということで、神戸大学は外務省に連絡するなどして情報の収集に当たっています。神戸大学は「連絡がつかずに心配している。情報収集に努めたい」と話しています。
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