日本人は10人のうち8人以上が新聞を読んでいることが分かった。日本新聞協会が全国の15-79歳の男女7000人を対象に行った「2013年全国メディア接触・評価調査」によると、日本人の新聞閲読率は83.6%に達していることが分かった。これは「テレビを見ている」(98.0%)ほどではないが「雑誌を読んでいる」(68.2%)、「インターネットを利用している」(66.8%)よりも15ポイント以上高い数値だ。
新聞を読む理由は「世の中の動きが知りたい」(57.3%)が最も多かった。また1日の接触時間は朝刊の場合1日26.1分。また新聞に対するイメージは「社会に対する影響力」「知的」などの回答が多かった。
2011年の世界の新聞発行部数上位10位に日本の新聞は5社がランクインしている。読売新聞が1000万部で1位、朝日新聞は750万部で2位、毎日新聞は350万部で4位などだ。
インターネットを通じて新聞記事を読む割合は7.7%にとどまった。これについては「日本の主要紙がネット配信を有料で行っているためではないか」との見方が多かった。