昨夜はちょいとお茶を濁すような記事で申しわけありませんでした~ww。会議の後でフリーライヴ中立ちっ放しだったのもあって、疲れちゃいましてね。レポートまでは書けませんでした。
なんせ、駅から何を考えたのか、引越前の旧居の方に歩いて行ってしまって、もうすぐ着くっというところでやっと気がつきましてね。方向的には90度くらい違うので、とんだ夜中の散歩になっちゃいました~。(笑)
まず、レポートに入る前になんと仰天のエピソードを一つ!土曜日15日に新宿・ビックロで行われた麻衣子さんのレコ発ライヴ。もちろん土曜日であったコトや、父の日前日というコトで買い物に来ていた方々がたくさんいた、という状況はあったと思います。
それでも。この日麻衣子さんのライヴに訪れた方はなんと3000人!売り上げたCDは701枚にも達したんだそうです!(ノ゚ο゚)ノ
メディアでは「藤田麻衣子、新宿ビックロジャック!」という見出しで扱っているところもあったりして。彼女はインディーズアーティストですからね~。それでこの集客力と売り上げ枚数は破格です。ビックロ側も「まさかこんなに凄い売り上げ枚数になるとは・・・」っと、対応に追われて嬉しい悲鳴を上げていました。どんなに整った環境があったとしても、これは極めて異例だと思います。^ ^
しかし・・・ホントスゴイ。
さてさて。会議は定刻17時を10分ほど過ぎたくらいで終わってくれたので、新宿に着いたのが17時50分くらいでした。整理券順に並び始めるのが18時30分ですから、いつになく余裕がありました。程なくちょうどいいタイミングでmyさんからメールをいただいて、近くの喫煙所で無事お会いできました。
それにしても、この日はまあ~暑かった!半袖だというのにもう汗だくです。
タワーレコード店内の冷房が心地良い!
まずは麻衣子さんのCDをゲットしてそれから店内の麻衣子さんのディスプレイを探したんですが、どこをどう探しても見当たらない・・・
myさんが店員さんに聞いてくださって、7階ではなく8階に展開されているとのコトだったので、8階に上がります。
あれ?これだけ?なんかちょいと地味目な展開。
今日インストアライヴするアーティストのディスプレイとは思えんな・・・(;^_^A
これ、麻衣子さんが見たらどう思うんだろう?なんていらない心配をしてしまうほどでした。
整列までまだ少し時間があったので、もう一度ニコチン摂取をして店内に戻ると、そこには鍵盤の前に座った麻衣子さんの姿が!リハが終わるところでした。
「タワーレコードにお越しの皆さん。シンガーソングライターの藤田麻衣子といいます。今日ここで19時からフリーライヴを行います。よかったら是非聴いていかれてください」
いつも通りの麻衣子さんのあいさつにホンワカしつつ、整理券順の列に並びます。僕は予約していたので整理券番号は11番でした。中に入るとちょうど2列目のやや右に立つコトができました。スピーカーのまん前なので、かなり強力な麻衣子菌を全身に浴びるコトになりそう。(笑)
僕のところからはこんな感じ。2mくらいでしょうか?
ふと周りを見渡すと、殆どが女性!麻衣子さんのファンは圧倒的に女性が多いんですが、この日は特別その比率が高かったように思います。2対8くらいじゃなかったかな?これ、のちにライヴ中、非常に困ったコトになります。(^_^;)
さて。流れていたBGMが変わり、いよいよ麻衣子さんの登場です!今宵は白と黄色のフワッとしたワンピースに、アイボリーのざっくりしたカーディガン。相変わらず可憐です。(*^.^*)
大きく一礼した後鍵盤の前に座って、ふっと小さく息をはいて。鍵盤に手を置いて目を閉じ、精神集中します。いつもの麻衣子さんの儀式。会場中に心地良い緊張感が張り詰めて・・・
静かに麻衣子さんが歌い始めたのは、僕にとっては予想外のこの曲でした。
1.きっと
麻衣子さんの優しい、儚げなウイスパー・ヴォイスがどうにもならないくらいの切なさを伝えてくれるこの曲。最初のワンフレーズだけで全身に鳥肌が立ちましてね・・・麻衣子さんの生の声って、どうしてこんなに心を乱されるんだろう・・・目の前の麻衣子さんの姿がぶわっとぼやけてしまって・・・
ふと気付くとあちこちで既に鼻をすする音が聞こえるんです。
うう・・・やめてくれ・・・もらい泣きしちゃうじゃないか・・・ (>_<)
最初の1曲だけで、もう麻衣子さんに会場中が引き寄せられてしまっているんですよね。こりゃあ、五十路オヤジとしては辛い。しくしく泣いてるワケいかないでしょ?(笑)
この日の麻衣子さんは、珍しくMCが控えめでした。いつもは「ガハハ笑い」連発でww、爆笑を誘うのが上手なんですが、そこはニューシングル「手紙」の内容にも少し関わりがあるのかな?
とは言え、一度立ち上がって後ろのお客さんに手を振って「また私座ったら見えんくなるけどごめんね」と言った後、ステージ前方右端に設置されている大きなスクリーンを見て「ああ、でも私大きく映ってるから見えるか。でも・・・タワーさんのステージが黄色と白で、私今日白と黄色着てきちゃったから、なんか同化しとるよね?」っとガハハ笑い!「でもまあ、ステージに同化したって別にいいか。じゃあ次の曲行きます」っと開き直って、会場爆笑です。さすがツボは外さない!( ´艸`)
2.高鳴る(弾き語りバージョン)
一つ前のシングルです。今回のニューシングルにはピアノの弾き語りバージョンとして収められています。オリジナルはストリングスを駆使したダイナミックなアレンジのアッパーチューンで、そちらも素晴らしかったんですが、こうしてしっとりとしたシンプルなアレンジもまた、切なさが倍化するようで。特に麻衣子さんの透き通るファルセットがとてもきれいに響いて。当たり前のように全身鳥肌です。麻衣子さんの溢れる感情を我慢するような表情がまた・・・
「高鳴る」の前にもありましたが、ここでも麻衣子さんならではの「横向いてペットボトル両手で抱えて飲み」がww。知っている麻衣子さんファンにとっては、楽しみな一時ですよね?なんせ可愛いんだよなあ、あのしぐさが。
会場でもちらほらと小さな笑いが。「あっ!麻衣子さん飲みだ~」みたいなね。(笑)
さて。ここでちょいと長めのMCがありました。
「次に歌う曲は『忘れた恋の始め方』という曲です。この曲ができたいきさつなんですが、たまたま新しくできたお友達と話していたら、「最近恋してないなあ」って彼女が言い始めて。いい雰囲気になって、メールを何通かやりとりするんだけど、ただそれだけ。それで彼女が「恋の仕方、忘れちゃったな」って言ったんです。
それで「んっ!?
実は、この麻衣子さんの発言には、とても大切な一言が含まれています。お気付きの方、おられたでしょうか?
「そう言えば私も以前恋をしていなかった時」
これは、逆説の言い方なんですよね。気付きにくいかもしれませんが、僕はその瞬間「えっ?」っと思いました。myさんもすぐに気付かれたそうです。つまり・・・
「今、麻衣子さんは恋をしている」と言っているのと同義ですよね?
ライヴ終了後、myさんとお話ししていて全く同意見だったので、聞き間違いではありません。
・・・あ・・・PCの向こうで悶絶している方が何人か見えるような・・・(笑)
まあ、あくまでも私見ですから。どうかあまりお気になさらず。(;^_^A
3.忘れた恋の始め方
この曲は比較的アップテンポの明るいイメージの曲なので、オケを使うのかな?と思っていたんですが、麻衣子さんの弾き語りでした。この曲、僕好きです!
ちょっとコミカルで、でも前向きで。しかも親しみやすい優しいメロディがタマリマセン!切ない切ないバラードが真骨頂の麻衣子さんですが、こういう拍手で盛り上がれる曲も上手なんですよね~!「Girls Shopping」や「土曜日、ゆずらない私」といった曲は、アルバム等でももちろんですが、ライヴでも重要なアクセントとして、麻衣子サウンドを彩ってくれています。
今回もやはり土曜日のビックロ、日曜日の横浜同様、新曲なのにもかかわらず強制的に歌わされました~!(笑)
しかし、麻衣子フリークはホントに凄い!まるで家で練習してきたかのようにバッチリ歌ってしまうんですよね~!さすがに麻衣子さんも「平日の夜で声、出んかもしれんけど・・・」な~んて言っていましたが、最強の麻衣子フリークには、その程度のマイナス要素は全く関係ないみたいです。僕もビックリするくらい、大きな声がこだまして。麻衣子さん、それはそれは嬉しそうに満面の笑みでした。
この「忘れた恋の始め方」は、NHKホールでは絶対に歌わされると思いますのでww、参戦ご予定の方は必ず事前予習しておいてください!最後の「lalala~」です。(^_^)v
さあ。最後の曲です。それはもちろん・・・なんですが、麻衣子さんはここでは多くを語りませんでした。ツアーファイナルである7月31日のNHKホールについてちょこっと触れただけ。
思えば・・・まだこの曲に対する「涙の耐性」が麻衣子さん自身充分ではないのかもしれませんね。
だって僕なんか・・・麻衣子さんの登場を待っている間、スクリーンに映し出されたPVを見ているだけで、涙腺が緩んでくるくらいなんですから・・・
反則です。この曲は。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
4.手紙~愛するあなたへ~
麻衣子さんの声を説明するのは、かなり難しい。CDを聴いても彼女の真価はわからないからです。まず、生で聴いてほしい。それしか言いようがありません。この日は特にスピーカーの前でしたから。伸びやかで、艶やかで、透明感のある突き抜けるような声。それに反して囁くように歌う声のレンジがとにかく広い。
ライヴで聴くのが格別なアーティストは何人かいます。でも、おそらくどんなシチュエーションであっても。それが例えストリートのような雑踏の中でも。広い広いコンサートホールでも。子供の叫び声が響くショッピングセンターの特設会場であったとしても。狭いライヴハウスでも。室内であっても野外であっても。
場所と環境を選ばず自分のパフォーマンスを常に100%発揮できるアーティストは、そうそういない。藤田麻衣子は、その数少ないアーティストの一人であると、断言できます。
事実、今まで聴いた麻衣子さんの中で、僕がもっとも素晴らしい歌唱だったと思っているのは、実は音響設備の揃ったホールでもライヴハウスでもありません。
一昨年の47都道府県フリーライヴツアー・アリオ橋本での1曲目。ここはショッピングセンターの屋内多目的ステージでした。そしてもう一つは同じく47ツアー・さいたまステラタウンでのやはり1曲目。ここもショッピングセンターでしたが、野外の特設ステージだったんです。
こう言ってはなんですが、しょぼいPAしかないような場所。子供の声やアナウンスが響く環境。でもね。そんなの関係ないんです。もちろん、麻衣子さんには鬼に金棒的な優秀な音響スタッフ・寺田さんがいます。彼はどんな状況でも麻衣子さんがその環境で聴くコトのできるベストのセッティングをしてくれます。^ ^
ちなみに曲はどちらも同じ、「今でもあなたが」という曲でした。まず間違いなく歌い出しのアカペラでノックダウンをくらいます。そして、僕の頭上遥か上を、麻衣子さんの声がどこまでも伸びていったのを、今でもはっきり覚えています。小さく貼っておきますので、興味のある方は聴いてみてくださいね。^ ^
ちなみにホントに生で聴く麻衣子さんは、これの比じゃありません。
っと、色々グダグダ言いましたが、他に言うコトがないんです。だって、麻衣子さんが歌い始めた瞬間から、あちこちですすり泣く声が聞こえてきて。周りが女性ばかりでまいった、と冒頭言ったのは、もらい泣きを必死に我慢していて、あまりよく覚えてない・・・(;^_^A
だって、五十路超えたオヤジが、一緒になって泣いてるワケにはいかないでしょ?(苦笑)
でもね。麻衣子さんご自身も実は堪えるのが大変だったらしいです。後でツイッターでつぶやいていました。(笑)
終了後、いつものようにサイン&握手会がありました。
僕の何人か前に、元々麻衣子さんを好きだった方が、ご友人を連れてきたという二人連れがいて。ところが、連れてきたご本人はもう落ち着いていたんですが、初めて連れてこられたご友人の目が真っ赤で。それを麻衣子さんに話すと、もちろん麻衣子さんは喜んでおられましたが、そのご友人、また泣いてしまってね。危うくまたもらい泣きするところだった・・・危ない危ない。(笑)
ちょいと嬉しかったのは、「こんにちは!」っと言ってくださったあと、僕の顔を見て「おっ?こいつの顔見たコトあるぞ」っという表情を浮かべてくださったコト。まあ、その為にライヴに通っているワケではもちろんありませんが、やっぱり嬉しいですよね。
「なんだコイツ?」だったら悲しいけどね。(爆)
話した内容は・・・今回はちょいとカンベンしてください。ちょいと真剣なお願い事をしたのでね。事情があって内容は話せないんです。ゴメンナサイ。m(_ _ )m
もう今まで以上にバックバクでね~。もうろれつ回ってないし、カミカミだったんでww、正直ちゃんと伝わったのか不安です。ただ。麻衣子さんはちゃんと真剣に聞いてくださいました。こういう人柄が、ファンを惹きつけて止まないんだろうな。
さて!果たしてyukki一世一代の愛の告白は麻衣子さんに伝わったのか!?
んなワケないだろっ!( ´艸`)
終了後、myさんにお付き合いいただいて、今日の麻衣子さんの発言のコトや、NHKホールのコト、そして他のアーティストさんのコトまで、色々とお話させていただきました。気付けばあっという間に22時ちょっと前。いつもいつもお付き合いいただいてありがとうございます!
次はいよいよ麻衣子さん念願の場所・NHKホールですね!ファンになって2年半。僕でも感慨深いんですから、myさんにとってはもっともっと想いは深いと思います。
そして、そんな超強力な感染力を持つ麻衣子菌の重症感染者の皆さん!
麻衣子さんの晴れ姿。目に焼き付けましょうね!^ ^
7月31日のNHKホールは、まだチケット絶賛発売中です。もしよかったら、一緒に麻衣子ワールドに思いっきり浸りませんか?是非参戦されてください!お待ちしています!
うわっ!雨降ってきた!洗濯物取り込まなくちゃ!
でわでわ~!